
発表エントリー団体の紹介
NEW!!
[ 2026年 10月 11日 現在 ]
ブロックごとに、応募順にご案内しています。
[アピールポイント]について:
以下の①~⑤の各項目で特に該当する内容があれば、番号を示して具体的な内容を記入。
①活動や事業の発想・視点の先進性やユニークさ ②地域の歴史や暮らしとの結びつき
③“いい川”づくりへのプロセス ④工夫した計画手法や技術 ⑤その他
北海道
エントリーNo.:
No. 101
主な活動場所:
北海道 長沼町 長栗大橋 付近
団体名(個人名):
リバーネット21ながぬま
発表テーマ・タイトル:
子ども水防団の活動
キャッチフレーズ:自分の身は自分で守る!
川や水辺の名称:
夕張川(ゆうばりがわ)
[石狩川水系]
主な活動内容:
① 木の植わっている山と植わっていない山では、保水能力が違う事は皆さん目とか耳からの情報でしっていると思います。しかしその保水能力にどの位違いがあるかを見た事はありますか? 私どもの会では、このような簡単な実験装置でその違いを勉強しております。また、何時水害に見舞われてもそれに対応出来る様に土のう作り・土のう積み、そして安全に避難できるように水中歩行訓練等の体験学習を行っております。
② 子供達が大人から一方的に教わるのでなく、子供達自身が考えて自主的活動し不明なことがあれば、上級生団員から教わるなど、知識が代々と引き継がれています。子供達は他の地域の洪水のニュースが報じられると、自分達の体験活動が重要だと認識するようになりました。さらに、上級生団員が未経験の子供達に指導する度に教え方が上達しています。
➂ 昨今の少子化や価値観の多様化により、入団する子供の減少が課題となっています。長沼町では、昭和56年の大水害以降、47年間、避難行動が必要となるような大きな水害が起きておりません。そのため、現在では人口の約半数が水害を知らない世代となり、水害という自然災害に目を向ける機会が少なくなっています。家庭内でも水害が話題になることが少なくなったことが、入団者の減少にもつながっているのではないかと危惧しております。
活動の様子:

アピールしたいこと:
① 行政や学校ではなく、住民の発意で組織された任意団体であり、特に、子ども自身で考え、体験させることに重きを置き、下級生は上級生から教わることで活動の継続性を図っています。
② 過去の水害体験を祖父母の世代、親の世代、子ども世代へと語り継ぎ、子どもたちは過去の水害の記録を学習したり、被害にあった家を訪問するとともに、子ども目線でのハザードマップづくりをしています。
③ 子供達が洪水から身を守る事を学習し、河川沿いで植街をする事で、水害から街を守り、さらに水害に強い安全で安心な川づくりを目指すことへの意識が芽生えます。
④ 膝丈に目印をつけた棒「命の棒」を持って、足下を探りながら歩く川の水中歩行訓練や、子供達による土のう作成・土のう積みは、18年前から取り組んでおり、テレビ、新聞や雑誌で広く紹介されてきました。
⑤ 北海道内にとどまらず、新潟をはじめとする内地に活動が広がりつつあります。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 102
主な活動場所:
北海道 帯広市 大正町
川や水辺の名称:
ヌップク川
[十勝川水系]
主な活動内容:
●自然環境の現況把握(予定を含む)
植物 :重要種植物有無(種類、位置等)※ケショウヤナギは胸高直径
鳥類 :繁殖している鳥類の把握(4~7月)
哺乳類:痕跡(糞、食痕等)から種類を推測、コウモリ生息およびねぐら有無
昆虫 :主に、ヌップク川周辺に生息するチョウ類・トンボ類確認
魚類等:タモ網を用いて魚類、水生昆虫等の確認
活動の様子:

アピールしたいこと:
・十勝川水系自然再生基本計画(令和5年策定)では、生物多様性と地域活性化が2本柱。河川環境を活用した地域活性化については「霞堤の利活用」が着目され、当会も生物情報を提供するなどして協力する位置づけ(③)
・地元企業が地域住民や従業員の「憩いの場所」として整備(下草刈り)開始。河川管理者と市民活動の企業連携として情報交換中(令和8年6月現地見学会)(①)
・企業の「憩いの場所」整備にあたり、当会で確認した植物生育状況から要保全範囲、改変候補範囲を選定し、伐採候補木、駐車スペース、遊歩道コース等の検討(グランドデザイン)に当会から情報提供する予定(③)
・地域住民や企業従業員向けに、当会企画の野草観察、山菜取り、野鳥観察、水生動物観察会などを予定(②)
キーワード:
東 北
エントリーNo.:
No. 201
主な活動場所:
宮城県 仙台市 愛宕堰付近
団体名(個人名):
宮城教育大学・生物学教室
発表テーマ・タイトル:
広瀬川・愛宕堰 人と川の共生プロジェクト
魚の道をつくり、川の恵みを未来へ
川や水辺の名称:
広瀬川(ひろせがわ)
[名取川水系]
主な活動内容:
【内容】中流域にある取水堰である愛宕堰では、アユなどの通し回遊魚類の遡上が妨げられていることから、魚類の移動を確保するための魚道づくりを計画している。
【成果】2026年に、堤体の下流に礫を80 m3敷くことで魚類の遡上環境を改善する取り組みを行い、堰を遡上する稚魚数が例年の約6倍に増加する効果がみられた。一方で、砂利は大雨によって流されてしまうという課題があり、より継続的に魚類の移動を支える方法として簡易魚道の試作と設置を行った。また現在、魚道設置を含む環境保全の取り組みを通して、愛宕堰周辺の自然共生サイトへの登録も目指している。さらに、魚道を整備することによって生まれる生態系サービスを市民にも知ってもらうことを目的に、地域の親子を対象としたアユ釣り体験イベントを実施した。
活動の様子:

アピールしたいこと:
①一連の活動では、従来の環境教育の枠を超え、礫を用いた魚道や木製の簡易魚道の整備を進めている。これらの取り組みを実際の環境教育と結び付け、ESDの実践事例として展開している。
②広瀬川では、伊達政宗の時代から「仙台竿」を用いた釣りや川魚を食べる文化が受け継がれてきた。本活動では、こうした地域の歴史や暮らしに根付いた川との関わりの一部を体験的に再現し、環境教育につなげることを目指している。
③当研究室が行う一連の環境教育と連携しながら、広瀬川・愛宕堰の「自然共生サイト」登録を目指している。さらに、登録によって得られる発信力を環境教育に生かし、活動への理解や参加につなげていくことを目指している。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 202
主な活動場所:
宮城県 仙台市 中流域 付近
団体名(個人名):
カワラボ(NPO法人水・環境ネット東北等との連合団体)
発表テーマ・タイトル:
複数組織の得意技を生かした組織横断型保全活動モデルの構築と実践
川や水辺の名称:
広瀬川(ひろせがわ)
[名取川水系]
主な活動内容:
【内容】組織横断型の連合団体「KAWALABO」を結成した。これまで、広瀬川では国内の他の地域と比べても多くの団体が保全や教育に取り組んできたが、高齢化や少人数化で機能不全に陥っている団体も出てきた。そこで我々は、NPO、大学、任意団体、企業からなる組織横断型の団体を結成し、新たな活動の創出に取組むことを目指している。
【成果】・これまでの成果として各団体が培ってきた得意技の継承、人員、年齢構成、ジェンダーの課題の解決といった、各組織が抱えてきた積年の課題の解決がはかられた。
・また各組織が育んでいた得意技を複合させることで活動の幅が大きく広がり、「知る」、「体験する」、「食べる」、さらには物販の機能等も新たに付加された。
活動の様子:

アピールしたいこと:
①川づくり団体の機能の強化方法として、既存組織の充実に加え、同様の取り組みを行う他の団体との組織横断型の団体「KAWALABO」を結成した。既存の組織の形態は各自残し、この指とまれ方式で自由参加、自由離脱をモットーとしている。
②各団体がそれぞれのバックボーンを持っており、歴史や暮らしに対する認識もより多層化し、全体として組織の深みが増してきた。
③各組織の得意技を組み合わせるとともに、相乗効果により新たな取り組みのアイデアも生じてきている。また、若者からKAWALABOへの入会の機運も高まっている。
④組織の充実、若返り、ジェンダーバランスはどこの団体も課題となっている。我々がどのようにスムースに組織横断型の連合団体を形成したのかを紹介したい。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 203
主な活動場所:
宮城県 仙台市 付近
団体名(個人名):
GARDEN of RIVER, SENDAI project
https://www.instagram.com/gardenofriver
発表テーマ・タイトル:
水辺のチカラ
〜お手入れ・体験・対話で紡ぐ、広瀬川流域エコシステム(パーマカルチャー)デザイン〜
川や水辺の名称:
広瀬川(ひろせがわ)
[名取川水系]
主な活動内容:
【内容】広瀬川流域をひとつの「循環型エコシステム」と捉え、多層的に住民と川を結ぶ活動を展開。
1.お手入れと井戸端:都市部の水辺を世間話ができる「井戸端」として手入れし、川への最初の接点を創出。
2.恵みの実感(鮎釣り体験・食):鮎釣りを通じ、親子が川の生態系サービスを五感で実感する機会を提供。
3.対話と連携:毎月の体験イベントや対話の場、パークハウスコモンズ等の団体連携ハブを構築。
4.流域の広がり(作並「風土ウォーク」):下流の関心を上流(作並)の自然・歴史体験へ繋げ、流域思考を育む。
【成果】
1.都市でのハブ化:草刈りや青空学校が入口となり、市民活動サポートセンターやメディア等外部との関わり
2.自発的循環:青空学校等で育った関心が、意見交換の場「カワラボ」での主体的行動へ繋がっている。
3.源流との接続:「風土ウォーク」を通じ、複数団体が連携して専門知と参加者を繋ぎ、流域の価値を見出している。
【課題】刈草等の「資源循環」の仕組み化や、持続可能な企業連携の構築が課題。コミュニティの集積を力に社会実装に挑む。
活動の様子:


アピールしたいこと:
①(多層的な関わりと“江戸的”循環=パーマカルチャーの実装)
「草刈り(空間維持)」「鮎釣り(生態系サービスの享受)」「青空学校・カワラボ(人繋ぎ)」「風土ウォーク(源流散策)」という、多角的な体験が融合した持続可能な「流域エコシステム」を構築している点。都市部の水辺を現代の「井戸端」として再生し、自然体験・コミュニティ形成・資源循環の一体化を追求しています。
③ “いい川”づくりへのプロセス(人と地域をつなぐハブ機能)
単一の活動に閉じず、市民活動サポートセンター、地域主体、行政、企業を結ぶハブ(パークハウスコモンズ等)を機能させている点。将来の「水辺のインフォメーションセンター」構想に向け、リアルな連携基盤の地ならしをしています。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 204
主な活動場所:
宮城県 仙台市 宮城野区 岡田字砂原 付近
団体名(個人名):
貞山運河倶楽部
発表テーマ・タイトル:
アートで貞山運河のにぎわいづくり
川や水辺の名称:
貞山運河新堀(ていざんうんが しんぼり)
[七北田川水系 南貞山運河]
主な活動内容:
・内容 貞山運河倶楽部は、新浜町内会、水環境ネット東北、仙台市メディアテーク(アートによる仙台市沿岸部の地域活動)、カントリーパーク新浜、貞山運河ネットなどと協力・連携しながら、「新浜フットパス」、「貞山運河小屋めぐり」、「貞山運河フォーラム」などの事業を実施している。
・成果 アーティスト(川俣正、若手作家・建築家)や芸術系大学との連携が図られている。また運河沿いや三陸地方の被災地と地域の活性化について協力関係を構築しつつある。
・課題 アートによる運河沿いのにぎわいづくりが、まだ途上である。また、津波で流された運河の橋の設計を仙台市が始めたが、橋の近くに船着き場を要望するなど運河の利活用を図ってまいりたい。
活動の様子:

アピールしたいこと:
①アート(美術・工芸)や文学、演劇などによって、運河沿いの復興と地域活性化を図る。
②明治時代初めから受け継いできた運河の新しい活用を図る。
③運河の界隈でアートイベントを開催し、人々が訪れる運河をめざす。
④アートを地域の活性化の主な手法とする。
⑤様々なアーティスト、デザイナー、建築家、小説家、詩人、演劇人などと連携する。また、三陸地方(石巻市、南三陸町、気仙沼市など)の津波被災地で地域の活性化に取り組んでいる団体と協力していく。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 205
主な活動場所:
青森県 弘前市 相馬東牡丹坂 付近
団体名(個人名):
青森県 県土整備部 河川砂防課
https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kendo/kasensabo/
発表テーマ・タイトル:
みんなでつくろう!サクラマス産卵床
川や水辺の名称:
相馬川(そうまがわ)
[岩木川水系]
主な活動内容:
青森県庁では、多自然川づくりを基本に、川づくりの技術力向上と継承を目的とした「A!RiverⅡプロジェクト」に取り組んでいる。
この一環として、国土交通省の協力のもと、総勢60名以上で相馬川の川底に石を敷き均し、サクラマスの産卵床を造成した。
実施にあたっては、サクラマスの生態に配慮した適切な時期・方法の選定が不可欠であったため、事前に大学教授や漁協と協議・現地調査を行った。
成果として、時期的に産卵は未確認であるものの、出水後も産卵床が流失せず維持されていることを確認できた。
活動の様子:


アピールしたいこと:
①参加者の半数以上が胴付き長靴を着用し、人力で石の敷き均しを実施。
②弘前公園の桜とともに春を告げるサクラマスを育む取り組み。
③事前に大学教授や漁協組合と協議・現地調査を行い、サクラマスの生態に配慮した施工時期・施工方法を検討。
④出水時に流されづらく、サクラマスが産卵しやすいよう石を配置。
キーワード:
関 東
エントリーNo.:
No. 301
主な活動場所:
埼玉県 本庄市
団体名(個人名):
早稲田大学本庄高等学院 河川研究班
発表テーマ・タイトル:
世界に広げよう!河川環境の大切さ
川や水辺の名称:
小山川・元小山川(こやまがわ・もとこやまがわ)
[利根川水系]
主な活動内容:
早稲田大学本庄高等学院は河川環境保護活動を目的に2009年に河川調査班(以下、川研)を立ち上げて以来、河川環境に関わる研究を継続しています。2012年からは元小山川・小山川の河川環境保護活動をしていた市内の藤田小と合同で年2回の河川調査、および総合学習の時間を使って年10回ほどの環境教育を中心とした科学の授業を生徒たちが行っています。この出前授業は現在では、希望があった市内の小学校でも行っています。子どもたちが河川環境に親しめるよう、図鑑も作成し、希望する小学校に配布しています。広く成果を市民に報告するシンポジウムを開催しているのも特徴です。また、生徒たちが問題意識をもった課題については論文にまとめています。
活動の様子:


アピールしたいこと:
③本校は国際交流の盛んな学校であり、姉妹校が本校を訪問した際には、河川調査を経験させていました。また、昨年は川研メンバーが台湾台南市の河川調査を現地高校生と合同で行っています。一方で長く交流しているタイの学校も河川調査に興味を持ち、今年の7月には台南・タイの高校生が本庄学院に集まり、河川調査と水質に関するワークショップを行い、河川環境保護への取り組みを共有しました。タイの学校とはこの動きを、今後「味噌―トムヤムクンプロジェクト」として両国において河川環境保護に関する交流を行うことが決まっています。また、次年度はこの2校に加えて、日本の1校を招聘し、4校による河川環境保護に関するミニシンポジウムを開催する予定です。このような動きが、世界の高校生に河川環境保護に関する意識を芽生えさせるきっかけになればいいなという夢を持っています。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 302
主な活動場所:
山梨・神奈川県
川や水辺の名称:
桂川(かつらがわ)
[相模川水系]
主な活動内容:
・上流部では、森林の間伐体験を実施して、地域および下流域の青少年への水源涵養の啓発を行っている。
・下流域では、川遊びと水生生物の観察を実施して、上流域の青少年に水環境を大切にすることを啓発している。
・流域全体の川において、年間を通じて清掃活動を実施し、地域の人たちを川を守る活動をしている。
課題としては、上流域と下流域、お互いの理解をどう深めていくかが挙げられる。
活動の様子:

アピールしたいこと:
①森林の間伐体験
だれでも出来る間伐・皮むき間伐を実施。
森の歴史や水源涵養についての学びや、200年後の森を想像できるプログラムとしている
キーワード:
エントリーNo.:
No. 303
主な活動場所:
東京都 東久留米市 付近
団体名(個人名):
特定非営利活動法人パートナーシップオフィス
(東久留米・水環境マップ2.0制作ワーキンググループ)
発表テーマ・タイトル:
一枚のマップで川を俯瞰する~水環境マップ2.0の試み
川や水辺の名称:
落合川・黒目川上流(おちあいがわ・くろめがわ)
[新河岸川水系]
主な活動内容:
河川流域のプラスチック汚染などの水環境の保全には、水質、生態系、河川構造などに土地利用や防災などの要素などを加えて俯瞰していくことが重要であると考え、河川管理者等を交えて「水環境マップ2.0」のイメージ案を検討。新河岸川流域の一部において具現化した。2026年度より、制作した「東久留米水辺のマップ-水環境マップ2.0」を流域内の小中学校7校/約500名での出前授業やフィールドでの市民活動等で活用している。児童・生徒たちはフィールド学習(自然観察など)後の調べ学習において自分の興味あるQRコード個所をタブレットで読んで学習をしている。課題としては、小学3年生にとっては難しいい漢字や表現があり、親や先生に聞く場合が多い。
活動の様子:


アピールしたいこと:
①「身近な水環境の全国一斉調査」「水辺のごみ見っけ」などの市民参加型調査のネットワーク活動を結び付けたうえで、流域関係者が持っている水環境に関わる広範な情報を収集整理。安全なくらしに関わる防災情報など掲載情報を選別し「東久留米水辺のマップ-水環境マップ2.0」を制作した。本マップは、生活者やフィールド訪問者への「道しるべ」としての活用可能性もある。
③多岐にわたる情報を俯瞰し、限られたマップのスペースであるがゆえに掲載すべき情報の選別を行った。このプロセス自体が重要であることを認識した。
⑤従前の「河川ゴミマップ」の視点から脱却し、国土交通省が提唱する「流域総合水管理」の展開に関わる啓発ツールの一つとして、流域の多彩な関係者で制作していくことが重要であることを提唱したい。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 304
主な活動場所:
埼玉県 朝霞市
団体名(個人名):
第31回黒目川川まつり実行委員会
発表テーマ・タイトル:
川カフェ in 黒目川
川や水辺の名称:
黒目川(くろめがわ)
[荒川水系]
主な活動内容:
第31回黒目川川まつりにおいて、昼休みの時間川の中にアウトドア用の椅子付テーブルを並べて、川カフェを実施した。準備できる席数に限りがあったことから参加者は抽選により決定した。抽選の時点で多くの人が集まり、多くの人が川カフェに興味をもっていることが分かった。また、実際に参加した人からは「京都の川床みたい」などといった声が聞かれとても反響が良かった。また、「普段は子どもが遊んでいるのを上から見ているばかりだが、実際に川に入ると気持ちがいい」という声もあり、普段あまり川に入らない人が川に入るきっかけになることも分かった。川まつり中の開催ということで、川まつりに遊びに来た家族の参加が多かった。今後は、席数を増やしたり川まつり以外でも開催したりするなどして、より川に親しむ人を増やしたい。
活動の様子:

アピールしたいこと:
①いい川・いい川づくりWSをきっかけに交流をもった他の団体のアイデアを参考・活用することで新たな川の魅力を創出できた。
③黒目川川まつり実行委員会は、近年若者を積極的に実行委員長へ据えている。多くの団体が参加し、実施する内容も多いが、ベテランがしっかり脇を固めることでまとまっている。これにより新しいアイデアを取り入れやすくなっている。
⑤流域に人口が多い川だからこそ、新たな川との関わり方で課題だった新しい川ファンの獲得に繋げていきたい。
キーワード:
北陸・中部
エントリーNo.:
No. 401
主な活動場所:
新潟県 新潟市 中央区 (いくとぴあ食花周辺)
団体名(個人名):
開志専門職大学 東城ゼミ
発表テーマ・タイトル:
若者・生活者の「眼」で拓く鳥屋野潟の未来
〜現場エスノグラフィーの学びと行政・テレビ局とのメディア協働〜
川や水辺の名称:
鳥屋野潟(とやのがた)
[信濃川水系]
主な活動内容:
①現場エスノグラフィー調査:特定非営利活動法人 新潟水辺の会が参加する「環境フェア」にゼミ生が参画し、参加者・出展者の行動や空間利用を4つの軸(空間配置・儀礼・相互作用・違和感)から定性的に観察・分析。
②PR動画制作協働:新潟市およびBSNテレビが共同制作する鳥屋野潟PR動画のロケーション撮影に参加し、若者目線からの水辺の魅力発信に協力。
【成果】①従来の啓発型展示(見る・聞く)と来場者の体験欲求(触る・乗る)のギャップを言語化し、「ヨシ和紙」から「ハガキ作り」への表現の言い換えなど、生活者目線の改善案を抽出。②映像メディアを通じて、環境保全と若者が親しむ親水アクティビティを融合させた発信基盤を構築。
【課題】①公共施設の利用制約や奥まった会場配置による動線分断の解消。②SNSや事前告知の強化による若年層・ファミリー層の認知向上。
活動の様子:

アピールしたいこと:
① 活動の発想・視点の先進性
文化人類学・デザイン思考の手法である「エスノグラフィー(現場観察)」を導入し、現場の何気ない行動や違和感から市民活動の構造的課題(専門用語の壁、動線の分断、見る展示と動く体験の不一致)を浮き彫りにした点。
③ “いい川”づくりへのプロセス
水辺の会の長年の知見に、大学生の「若者・生活者視点」、さらに新潟市とBSNテレビのメディア発信力を掛け合わせ、現場の改善提案を地域発信へ直結させる協働プロセスを構築した点。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 402
主な活動場所:
長野県 下諏訪町 付近
川や水辺の名称:
諏訪湖(すわこ)
[天竜川水系]
主な活動内容:
設立以来45年間、「よみがえれ諏訪湖」を合言葉に毎月1回の湖岸清掃と諸々の啓発活動を続けてきました。
地味な活動ではありますが、長い年月を通して行った活動はそれ自体が啓発となり、地域に深く根付いています。この清掃を行っているのは会員だけではありません。親から子へと受け継がれた思いは、46年目の活動に入った今日も色あせることなく、約18,000人の町民がみんなで取り組む、町ぐるみの活動になっています。
活動の様子:

アピールしたいこと:
私たちの活動は毎月の湖岸清掃を中心とした地味な活動ですが、こんな地味な活動でも既に46年目の活動に入っています。未だ諸課題はあるものの、「ごみを拾う姿を見せ続けることで、ごみを捨てる人が少なくなる」という先輩たちの言葉が近年は実感できるようになってきました。
当協議会は比較的新陳代謝が上手くいっているので、熟練と若手のバランスを取りながら継続してきました。
これから先もずっと地域の宝「諏訪湖」を守っていくために何ができるのか、次の世代をどうやって育て、共に歩んでいくのか考えていくことも重要です。
これまでの歩みを振り返りながら、未来への道筋を探っていきたいと思います。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 403
主な活動場所:
⻑野県 駒ケ根市 付近
川や水辺の名称:
天竜川(てんりゅうがわ)
[天竜川水系]
主な活動内容:
天⻯川ゆめ会議20年の歩みが、本になりました。
活動の様子:

アピールしたいこと:
2006年よりNPO 法人として活動20周年!
別プロジェクト「天⻯川で励ます会」も同時進行中!
②いろいろ天⻯川で活動しています。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 404
主な活動場所:
長野県 岡谷市 付近
団体名(個人名):
信州こどもエコレンジャーMAGES with 岡谷市
発表テーマ・タイトル:
湖と森の循環を育む
学びのプロジェクト
川や水辺の名称:
諏訪湖(すわこ)
[天竜川水系]
主な活動内容:
「岡谷こどもエコクラブ」は、岡谷市が事務局を、市民団体と信州大学の学生団体「信州こどもエコレンジャーMAGES」が講師やサポートを務めている。これにより、「行政」+「住民」+「学生」によるコラボレーションが成り立っている。
今年度は、岡谷市などが、諏訪湖で問題となっているヒシ、樹木の生育が悪い小学校跡地の森林化という、2つの課題を同時に解決し、「湖と森における循環」を創出しようというプロジェクトを立ち上げたことから、環境学習の面から、この活動に係わっている。
また、信州大学農学部には豊富な森林環境共生のカリキュラムがあり、今回の事業では、大学にて学んだことを活かしつつ、こどもたちの更なる学びの機会を創生するとともに、岡谷市と大学の橋渡し役を担っており、大学教員のサポートも計画している。
活動の様子:

アピールしたいこと:
① ・「行政」は諸々の事務手続きが得意で、外部折衝も得意。
・「住民」が主体の団体等が深く係わっているので融通が利き、他団体とのネットワークも活用できる。
・「学生」は小学生と比較的年齢が近く、親しみやすい存在。若者ならではの発想と体力を活かすこともできるほか、今年度からは大学教員との橋渡し役も担い、より専門性を深めた活動を行うことができる。
◎それぞれが得意な分野を活かすことで、幅の広い活動を行うことができる。
また、学生にとっても自己研鑽の場となり、「人生の幅を広げる」きっかけとなる。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 405
主な活動場所:
長野県県 上伊那郡・下伊那郡 駒ヶ根市
団体名(個人名):
長野建友会
発表テーマ・タイトル:
語り継ぐ天竜川 40年も続く天竜川文化の出版事業
川や水辺の名称:
天竜川(てんりゅうがわ)
[天竜川水系]
主な活動内容:
1. 伊那谷の気象 米山 啓一 著
2. 天竜川上流域の立地と災害 北澤 秋司 著
3. 天竜川に於ける河川計画の歩み 鈴木 徳行 著
4. 総合治水の思想 上條 宏之 著
63. 三峰川で生まれ育った鉄線蛇篭 北原 富美子 著
64. 天竜川・三峰川河畔でのミヤマシジミ保全 岡村 裕 著
65. 三六災害の記録「濁流の子」の編纂を振り返って 碓田 栄一 著
66.天竜川総合学習館かわらんべ地域と歩んだ20年 天竜川総合学習館かわらんべ編
67. 天竜川ゆめ会議20年のあゆみ~ ゆめと誇りをもって天竜川を次世代に引き継ぐために ~ 特定非営利活動法人 天竜川ゆめ会議
活動の様子:

アピールしたいこと:
①と②
学識者・流域の名のない研究者 川で営んでいた人達の天竜川に関する地域の知見や経験を収集し、広く地域共有の知識とするため、河川事務所が40年にわたり全67巻の本を紙媒体からPDFに時代と共に変えて発行しています。
このシリーズは昭和61年度発刊の「1.伊那谷の気象」に始まり、はや67巻となりました。これも 40年にわたり続けてきた河川事務所さんの努力、天竜川を愛する地域の方々と、その気持ちに答えるべくご協力いただきました執筆者の方々の努力の賜物です。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 406
主な活動場所:
愛知県 岡崎市 岡崎城 付近
川や水辺の名称:
乙川(おとがわ)
[矢作川水系]
主な活動内容:
ミズルシは市民科学を促進するためのプラットフォームとして開発された。主な特徴はGISであり、ユーザーはミズルシのGISを使用して過去の水質データを閲覧することができる。また、調査フォームに回答し自分で調査を行うことも可能。精度はさほど高くないものの、AIで水の濁度の値(NTU)を計算することができる機能など、機能性と見やすさ、使いやすさを重視したプラットフォーム。
主な成果としては「天白川で楽しみ隊」のイベントに開発者が参加し、実際に実地調査を他の参加者とともに行った。これにより、親密な関係をユーザーと築き、持続的な市民参加型の水質調査プロジェクトを推進している。
活動の様子:


アピールしたいこと:
①最新のウェブ開発技術(GISマッピングやAI濁度計算、オンライン調査フォーム)を駆使して離れた場所の水質情報を簡単に誰でも確認できる。また、専門的な用語の解説なども載せており、文字通り誰でも興味さえあれば水質調査ができる環境を整えてある。また、海外での活動もあり、今後そのデータをGISなどで表示させてゆく予定。 ②地域の人々と積極的に交流をすることで、持続的な市民参加を可能にしている。例えば「天白川で楽しみ隊」との交流では多くの人々と意見交換を行った。また、地球環境ユースサミット in KYOTOにも参加しており、海外のユースたちとの交流もある。様々なバックグラウンドを持つ人たちとの交流で、アドバイスを得てプラットフォームに反映することができている。 ③地域の人たちと交流し、川の水質調査を通じて協力し、川の現状を伝える。このことで、川に対する全体的な意識の向上が見込め、川の保護活動につながり、“いい川”づくりにつながる。 ④だれでも河川の健康状態が図れるように、語句や調査方法の解説をプラットフォームに掲示した。また安全マニュアルや利用規約などを用意することで、誤って個人情報が流出することがないように工夫した。 持続的な市民参加を促すため、子どもでも楽しく水質調査ができる環境を目指し、ペットの育成などのエンターテインメント性をプラットフォームに盛り込んだ。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 407
主な活動場所:
石川県 白山市
団体名(個人名):
サテライトサークル しらみね大学村
https://www.instagram.com/shiramine.daigakumura?igsh=aXFkMDZxM3llcGRi
発表テーマ・タイトル:
しらみね大学村の活動報告
~大学生による水源地域振興の試み~
川や水辺の名称:
白峰地域(しらみねちいき)
[手取川水系]
主な活動内容:
【内容】しらみね大学村は、石川県白山市白峰地域に大学生が入れ替わりで滞在して「大学生の村」を作ることを理念に掲げている。白峰地域は手取川の水源にあたる場所であり、人口減少や少子高齢化などの典型的な過疎問題を抱えている。そこに、大学生が関係人口として頻繁に訪れることで白峰地域全体の振興や地域機能の維持を図る。具体的な活動として、住民の困りごとの解決を大学生がお手伝いする「クエスト」や河川に関連したイベントとしては「水辺で乾杯」の実施などを行っている。また、白山手取川ジオパーク推進協議会と連携協定を締結しており、本年は「ユネスコ世界ジオパーク」の再認定に向けて、地域での取り組みの対外的な発信に注力した。
【成果】地域イベントの参加などを通して、しらみね大学村の活動を応援する住民や参加学生は年々増加している。2025年10月までに北は北海道、南は沖縄まで全国の多くの学生が白峰を訪れ、その時々の活動を楽しんだ。
活動の様子:


アピールしたいこと:
①手取川の水源地にあたる白峰地域を、大学生が入れ替わり立ち替わりで滞在することによって、白峰に「大学生の村」を作り上げようとしている点。
②報恩講や白山まつりなど、白峰で昔から行われてきた伝統行事を、白峰の住民たちと一緒に大学生が実施している点。
③茶話会などを通して白峰住民との関係性を築き、白峰中を巻き込んで活動を展開している。また、白山市をはじめとして、国交省、環境省、林野庁、石川県などの官公庁や企業など、さまざまな主体と連携して活動を展開している。
④水源地域振興のためには、地域住民との関係構築が重要である。そこで、茶話会の主催や地域イベントへの積極的参加を通して多くの住民との関係構築と活動内容に対する理解を得てきた。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 408
主な活動場所:
愛知県 豊田市 足助町 付近
川や水辺の名称:
矢作川流域(やはぎがわ)
[矢作川水系]
主な活動内容:
豊田市内には82箇所の農村舞台が現存しています。その中でも、高い稼働率を誇る農村舞台寶榮座において、再興10周年企画として中馬街道を舞台とした新作狂言「中馬の狸鬼」を2026年9月26日に初上演しました。制作は日本水大賞を受賞している山川里海氏です。さらに、矢作川流域バスツアーの開催を予定しており、中馬街道を舞台として塩商人を体験できるツアーを年度内に実施予定です。一見すると直接的な川づくりとは無関係に見える農村舞台や狂言などの伝統文化を入り口とし、これらの活動を通じて山村地域への「関係人口」を増やすことが、結果的に「良い流域づくり」、「いい川づくり」に繋がると考えて活動しています。
活動の様子:


アピールしたいこと:
アピールポイントは、「川に直接的に関係していない取組である点」です。 いい川を作るためには、川そのものの整備や清掃だけでなく、一見関係ないように思える「山村・農地の活性化」や「関係人口づくり」が重要であると考えています。矢作川流域で言えば歴史ある中馬街道といった地域の魅力や、それらを娯楽(狂言や体験ツアーなど)として活用することをきっかけに「山村に関わる人を増やすこと」が、結果的に流域の意識を高め、流域治水や流域管理につながり、「いい川づくり」の強固な基盤になるという視点を参加者の皆様に広く伝えたいと考えています。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 409
主な活動場所:
新潟県 新潟市 中央区 付近
団体名(個人名):
特定非営利活動法人 新潟水辺の会
http://niigata-mizubenokai.org/
発表テーマ・タイトル:
『潟の恵み』で『新潟ブランド』を創造。資源循環ビジネスを模索中。
川や水辺の名称:
鳥屋野潟 (とやのがた)
[信濃川水系]
主な活動内容:
●ヨシ糸からの製品作りを通じて潟周辺の大学生を中心とした若者のプロジェクトへの参加を促し、鳥屋野型を身近な存在として感じてもらう。
●周辺の田畑から鳥屋野潟に流入する窒素などを吸収するために空芯菜の水耕栽培を実施。空芯菜の育成を通じて小学校の環境学習サポーターとして栄養素の循環や、かつての潟の暮らしぶりなどの学びの場を提供。
●県内外から中学生・高校生の教育旅行を受け入れ、鳥屋野潟の植物、魚、水鳥などの観察会を実施し、新しい環境教育旅行の確立を目指す
活動の様子:

アピールしたいこと:
①潟からの自然由来の資源であるヨシから糸を作り、地元企業とのコラボレーションと若者の柔軟な発想による企画から新しい「新潟ブランド」の創造に取り組む。
②地元の漁協組合から、かつての潟の暮らしを直接聞くことで地域の歴史をリアルに感じられる。
③カヌーによる親水活動で鳥屋野潟の魅力を多くの市民に広めていきたい。
④都市部に隣接する水辺環境から地域の問題点を提起。ヨシの活用と空芯菜の栽培を通して環境学習できるプログラムを実施。
キーワード:
近 畿
エントリーNo.:
No. 501
主な活動場所:
兵庫県 神戸市~明石市 付近
団体名(個人名):
玉一アクアリウム
発表テーマ・タイトル:
明石川と共に生きる
~外来種の肥料と環境啓発活動~
川や水辺の名称:
明石川(あかしがわ)
[明石川水系]
主な活動内容:
1年間を通して1週間に1度以上、明石川水系の本流、支流、用水路の中に入って生物を捕獲し外来種の駆除と絶滅危惧種の保護をしています。
その成果として外来種が減り在来種が増えました。
PFASが検出され、捕獲した外来種を食べられなくなったので、肥料にして野菜や果物を収穫し、今も命のつながりを大切にしています。
活動の様子:


アピールしたいこと:
調査で捕獲した外来種は命を無駄にしないように食べることで命のつながりを実感していましたが、PFASが検出され、今は外来種を肥料にして作物を育て、その作物を美味しくいただくことで命のつながりを実感しています。配合飼料と比較栽培して、風雨に強く甘味やうま味が増すこともわかってきました。
田んぼの楽校の生き物観察の先生や神戸市から環境学習講座の講師の依頼があり、実施して知らない人に伝えることの大切さを知りました。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 502
主な活動場所:
滋賀県(大津市・守山市・高島市・長浜市)・京都府(八幡市)
団体名(個人名):
LOVED Anglers Project(釣り人による清掃活動)
発表テーマ・タイトル:
LOVED Anglers Project ~「釣り人による清掃活動」10年の実践から、水辺を思いやる文化を育てる~
川や水辺の名称:
琵琶湖・宇治川(びわこ・うじがわ)
[淀川水系]
主な活動内容:
内容:
2015年12月から「釣り人による清掃活動」を継続。「三方よし」の考え方を大切に、地域や自然環境からも支持される「愛される釣り人になる」ことを目指してきた。
湖岸・河川・水中清掃をはじめ、自治体、地域住民、漁協、市民団体、学生、ダイバー、釣り関連事業者等との協働、ワークショップ、安全・マナー啓発、情報発信などへ活動を広げてきた。
10年を超える実践と出会いを通じ、環境美化だけでなく、人と人の相互理解や信頼、共存・協働へと考えを深化。現在も琵琶湖・淀川水系では「釣り人による清掃活動」として実践を継続。その実践から培ってきた考え方を
「LOVED Anglers Project」として発信し、水辺を思いやる行動が自然に受け継がれる「文化」を育てることを目指している。
成果:
2015年以降のべ数百名が参加。継続してきた場所では缶・ペットボトル等の減少を確認。清掃を起点に、多様な人との交流や協働へと活動が広がってきた。
課題:
環境への関心が高い人だけでなく、多様な価値観を持つ釣り人や水辺利用者にも、押し付けることなくこの考えを伝え、それぞれが無理なく関われる形で、水辺を思いやる行動を文化として広げていくこと。
活動の様子:


アピールしたいこと:
① 清掃活動を目的化せず、釣り人を「水辺を使う側」だけでなく「水辺を良くする側」と捉え、行動が文化として根付くことを目指す視点。
② 古くから人や物、文化が行き交ってきた琵琶湖・淀川流域で、地域住民、自治体、漁協、市民団体等と関わりながら、地域の暮らしや現場の声を活動に取り入れてきた点。
③ 2015年からの継続実践の中で、清掃→交流→相互理解→協働へと活動を発展。活動当初からの理念を大切にしながら、現場での経験や出会いを通じて考え方を深化させてきたプロセス。
「愛される釣り人になる」「釣り人が居れば水辺は綺麗になる」を合言葉に、多様な価値観や楽しみ方を尊重し、それぞれが無理なく関われる水辺文化を育てる。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 503
主な活動場所:
滋賀県 大津市 付近
川や水辺の名称:
琵琶湖と流域 大戸川&田んぼ(あかしがわ)
[琵琶湖・淀川水系]
主な活動内容:
田んぼ・水路・川・琵琶湖をつなぐ年間プログラムを実施します。
生きもの調査、農作業体験、環境DNA、国内外での発表など、体験と学びが循環する活動を展開する。
地域住民・農家・専門家・行政との協働を行ない農業組合、琵琶湖博物館、大学研究者、地域住民と連携し、多世代参加型の学びを創出する。
子ども主体の学びと発表
調査→記録→まとめ→発表までの一連の流れを経験し、地域の課題を自分ごととして捉える力を育成。
活動の様子:


アピールしたいこと:
流域全体(田んぼ→水路→川→琵琶湖)を一つの学びを意識して活動している。
「川だけ」「田んぼだけ」になりがちな中 “流域のつながり”を意識して、体験で理解させる構造をつくっている。
科学×体験×地域文化の融合
環境DNA、生きもの調査、農作業、歴史、文化を一つのストーリーにまとめている。
子ども主体の調査・発表を軸にした流域学習モデル
ただ体験するだけでなく、子どもが自分の言葉で地域の自然を語り、国内外で発信している。。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 504
主な活動場所:
大阪府 高槻市
団体名(個人名):
芥川・ひとと魚にやさしい川づくりネットワーク(愛称:芥川倶楽部)
http://akutagawaclub.web.fc2.com
発表テーマ・タイトル:
ガサガサ of ザ ピーポー by ザ ピーポー for ザ ピーポー ~僕たちの場合~
川や水辺の名称:
芥川(あくたがわ)
[淀川水系]
主な活動内容:
・芥川俱楽部では月に一度、第三土曜日に魚調査の定例活動を行っており、そこではたくさんの生き物自然に出会える。しかし出会えるのは生き物や自然のみではない。
魚好きという比較的マイノリティな趣味について語り合える仲間に出会うことができ、子どもたちはもちろん大人たちの居場所になっている。
・出会える仲間は例えば年の近い友達、何かを教えてくれる先生、師匠など様々である。時には後輩が参加し、自分自身が師匠となることもある。これは技術や経験の継承という点で非常に重要なことである。
・調査というと研究者がするイメージがあるが市民の市民による市民のため(報告書などを作成しより良い川づくりの資料になるなどして還元)のガサガサを芥川俱楽部ではできているのではないか
活動の様子:


アピールしたいこと:
③芥川倶楽部は、大学教授から小学生まで幅広いメンバーが参加し、互いに教え合う環境が築かれています。とある大学生は、中学生時代の趣味だった「ガサガサ」を入り口として現在では1人の市民として河川改修工事の検討会に参加し、魚類調査の手法や水理学などを学びながら「いい川づくり」に取り組んでいます。 また、学校に居場所を見つけられなかった子どもも「ガサガサ」をきっかけに同じ趣味を持つ仲間と出会い、自信をつけて学校復帰を果たしました。さらに、先輩から川や生き物に関する知識や技術を教わることで、通常の学校生活では得られない豊かな世代間交流を体験しています。
調査は研究者だけが行うものではなく、多様な市民や子どもたちも主体となって参加し、互いに学び合いながら実践できるものです。その中で、身近な生き物と触れ合う「ガサガサ」は市民科学の扉を開く重要な入り口となり、そこで育まれた小さな研究者たちの探究心や川への愛着は、結果として川を守る行動や次世代への継承へとつながっていくのです。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 505
主な活動場所:
兵庫県 神戸市北区 淡河町 付近
団体名(個人名):
神戸市建設局森林・防災部河川
発表テーマ・タイトル:
北区淡河町浦川の親水空間整備と多自然川づくり
川や水辺の名称:
浦川(うらかわ)
[加古川水系]
主な活動内容:
浦川の整備済区間上流端付近には、右岸側に道の駅淡河、左岸側には淡河城址があります。ここに親水空間を整備することで、地域住民や道の駅来訪者が豊かな自然に親しむ機会を創出するとともに、歴史や文化を含めた淡河地域の魅力を発信する拠点となり、地域のにぎわい創出につながると考えました。
令和8年度より、道の駅の機能強化、淡河城址の再整備とあわせて、浦川の親水空間整備事業を開始しました。下流の整備済区間においても、淡河の里山らしい川を目指し、生物多様性を回復させる川づくりを令和12年度末を目標に行っていく予定です。
活動の様子:

アピールしたいこと:
④道の駅と一体となった整備を行うことで、地域住民や道の駅来訪者に豊かな自然に親しんでもらえるような場所になるよう計画しました。こどもたちが水遊びや生き物観察ができる親水空間をつくり、道の駅と親水空間を活用し連携したイベントを開催する等、交流人口の増加・移住定住の促進につなげたいと思います。
キーワード:
中 国
エントリーNo.:
No. 601
主な活動場所:
岡山県 岡山市 御津虎倉大野地区
団体名(個人名):
大野川いい川づくり
発表テーマ・タイトル:
大野へおいで!大野の自然・暮らし・大野川を思いっきり楽しもう!
川や水辺の名称:
大野川(おおのがわ)
[旭川水系]
主な活動内容:
(内容1)地区外の皆さんにも呼びかけ大野地区の暮らしの体験行事
炭焼窯づくり 炭焼窯を作る体験と、作った窯での炭焼きを体験する。作った炭は行事の後の懇親会で使ったり、排水路に入れて水質浄化に使用した。
筍堀 竹林で筍堀を体験。採取した筍は大きな鍋で湯がいて持ち帰って頂いた。
ひな祭り 竹を使ったひな人形入れや、手作りのひな人形を作って公会堂で展示。
七夕 竹を切り、短冊に願い事を書いて飾り付け、竹で作った流しソーメンも食べてもらった。
花筏 ヒヤシンス等を植え付けた発砲スチロールを大野川に浮かべた。
正月飾りづくり 正月様をお迎えする正月飾りづくりを体験し、自宅等に飾って頂いた。
大とんど焼き 正月様をお送りする正月飾りを焼くとんどを実施、多くの皆さんが正月飾りや、書初めを持参して参加。とんどの稲穂の先までは10mを上回る。
(内容2)大野の貴重な自然や生き物の調査
大野川に生息する水生生物(魚類、蛍、両生類)、鳥類、猛禽類、植物を専門家の指導により調査し記録に残している。
(内容3)川の流れも緩く、水深も浅い大野川は、子供が安全に川遊びができる場所
川遊び、魚とり 毎年、開催する川遊びには多くの家族連れがお出でになる。
蛍観察会 蛍の群舞が圧巻な大野川の蛍の観察会を実施している。
(内容4)旭川源流の碑の保全活動。補修にはAR-NETの皆さんも手伝いにきてくれる。
(成果)自然と共生して暮らしている大野の生業の体験は非日常な関わりで貴重な体験となるので、厳しい作業でも多くの参加があり、広い地域の方々との交流が出来ている。
(課題)大野地区も高齢化、人口減少が進み、今までやってきた行事等を継続するには、地域外の方々の協力が必要。
活動の様子:


アピールしたいこと:
①②大野地区の暮らしの中で触れ合っている自然を生かした活動
③川への感謝を具現化する活動
④とにかく楽しめること
キーワード:
四 国
エントリーNo.:
No. 701
主な活動場所:
徳島県 徳島市 第十堰付近
団体名(個人名):
特定非営利活動法人 川塾
発表テーマ・タイトル:
川遊びから、川づくりへ!
〜0歳から100歳までの“川ガキ”が育む、遊べる・暮らせる吉野川〜
川や水辺の名称:
吉野川下流域及び鮎喰川(よしのがわかりゅういきおよびあくいがわ)
[吉野川水系]
主な活動内容:
四国の水瓶と呼ばれる吉野川。その下流域は、人口密集地の徳島市周辺を流れているが、豊かな生態系や、藍作やすじ青のり漁など川が育んだ文化が今も残っています。
しかし、豊かな生態系も近年は生き物が減少している様に感じすじ青のりの漁獲量も減少しています。また、川と人の距離が物理的・心情的に離れ、川の保全や改良は行政に依存しており、川を自分ごとと捉え自ら改良等を行う人は少ない。
そこで、まずは、川遊びの体験活動を通じて、川好きを育み川を自分ごとと捉えてもらう。そして、川好きと共に川の生態系改善等の川づくりを市民が行う文化を根付かせ、豊かな川と共生する社会づくりを行う。
活動の様子:

アピールしたいこと:
① 『0歳から100歳まで・いつからでも入れる「多世代の川ガキ」の居場所』
お母さんのお腹の中にいる時から川時間を過ごす子どもや0歳から育った若者から、大人・シニア世代(30代・40代以降に飛び込んだ人など)まで、世代や関わり始めた時期を問わず、対等に「川ガキ」として集まれる場を創出しています。
② 『「楽しむ側」から「伝える・つくる側」への持続的なステップアップ構造』
単なる一回性の体験イベントに終わらせず、川遊びで「川好き」になり → ボランティアとして「伝える側」となり →「小さな自然再生や生態系改善(つくる側)」へと市民自らが成長・展開していくプロセスを確立しています。
③ 『遊び・暮らし・環境改善が地続きになった「暮らしを受け継ぐ川づくり」』
環境保全活動として気負うのではなく、日常の暮らしや遊びの延長として自然体で川に関わります。多様な視点(魚、風景、文化など)から川に親しみ、吉野川の豊かな恵みと安全な暮らしを次の世代へ引き継ぐ「市民主体の川づくり文化」を育んでいます。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 702
主な活動場所:
高知県 高知市 朝倉地域 付近
団体名(個人名):
鏡川流域パートナーシップ「マシジミクエスト」チーム
https://note.com/kagamigawa_ps
発表テーマ・タイトル:
「マシジミクエスト」で鏡川にどぶる!~コミュニティから始まった、現在進行形の川との関わりづくり~
川や水辺の名称:
鏡川(かがみがわ)
[鏡川水系]
主な活動内容:
私たちの「マシジミクエスト」は、流域内外の関係人口が集う「鏡川流域パートナーシップ」から生まれました。2025(令和7)年、 コミュニティブックの取材で、朝倉地域の住民から「昔は水路のシジミを妊婦さんの滋養にしていた」と聞いたことをきっかけに、「在来種のマシジミが今もいるのでは?」と探索がスタート。多くの参加者が集まりましたが、発見したのは外来種の タイワンシジミらしきシジミ。しかし、「シジミって淡水、しかも近所の水路にもいるんだ!」という発見や驚きは、私たちの「川の見え方」を大きく変えました。それからは「ここにマシジミがいるかも」と、これまで行ったことのなかった水辺に足をつけ(土佐弁で「どぶる」)、その度に、生き物や環境、地域の歴史と出会うことに。住民、研究者、教員、学生、中高生、編集者、AIエンジニアなど、多様な人が加わり、マップ開発やDNA 検査も進行中です。マシジミそのものの発見だけでなく、探索をきっ かけに、それまで意識していなかった水辺や生き物、地域の記憶に出会い、参加者の「川の見え方」が変わっていくことも、この活動から生まれている成果です。マシジミを、「いる・いない」で判断せず、川と出会い直す入口に。身近な自然の「日常の輝き」に気づき、川を自分事にする関係を育てています。
活動の様子:

アピールしたいこと:
①②③
起点は、関係人口が集うコミュニティ。そのため、多様な関心・専門性を持つ仲間が集まっています。それぞれの「好き」を追求することも大切にしていることで、その熱量が新たな参加者へと広がり、楽しみながら身近な自然への関心を育む、「ネイチャーポジティブ」につながる活動になることを目指しています。
「約60年前、水路のシジミを妊婦さんの滋養にしていた」という地域の記憶をきっかけに、古くから日本に生息する在来種「マシジミ」を探すプロジェクトを始めました。調査では、鏡川流域の田畑や水路はもちろん、城址の里山で井戸や湧水をめぐり、地域住民から話を聞くなど、流域の過去と現在の変化を実感する機会にもなっています。
「いい川」を自分事にするには、「いい川とは何か」と頭で考えるだけでなく、まず川に入り、見て、触れて、生き物を探すなど、「身体を通じて川と出会う体験」が大切だと考えています。私たちはそれを、「川に入る・浸かる」を意味する土佐弁「どぶる」で表現し、これを合言葉に「川との関わりづくり」を行っています。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 703
主な活動場所:
高知県 吾川郡いの町 波川公園 付近
川や水辺の名称:
仁淀川(によどがわ)
[仁淀川水系]
主な活動内容:
仁淀川国際水切り大会 仁淀川の素晴らしさをもっと知ってもらおう、一層素晴らしいものにしていこう、との思いで集まった仲間とともに始めて23年目になる大会。小さな子どもからお年寄りまで誰でも楽しめる遊び、水切り。河原の石を投げて跳ねた回数、距離、美しさを競います。
毎年150名~180名ほどの参加者があり、参加者の半数ほどは県外からの参加。ここ数年は参加者たちが地元の川でも独自に水切り大会を開催するなど水切りブームが巻き起こっていて、その原点とも言える大会となっている。
仁淀川の素晴らしさをもっと知ってもらおうという当初の目的の一つは達成しつつあるが、その素晴らしさ、美しさをもっと素晴らしいものにみんなでしていこうという思いを、参加者や川を訪れる人達にどう伝えていくかが課題です。
←そのために、川の安全教室、ガサガサ、カヌーでGO!SUPでGO!等のイベント、講座なども並行して行っています。
活動の様子:


アピールしたいこと:
①「水切り」という、川。水辺で遊んだことがある人であれば誰もがやったことのある遊びを大会形式でみんなで集まって行ったこと。(※水切り大会自体は、1998年から宮城県丸森町阿武隈川で全日本石投げ選手権大会が開催されていて、国内では仁淀川は2つ目の大会)さらにどうせなら大きくでようと世界一を目指し国際大会という名前をつけ、20年以上にわたり継続して開催してきた結果、当初から狙っていたわけではないが、現在では仁淀川国際水切り大会の参加者が地元でも水切り大会をと、新たに全国の4つの河川で新しい水切り大会が開かれるなど、水切りを通して、全国の河川との繋がりができた。
③ 川に親しみ、川で遊ぶことを通じで川の素晴らしさ、自然の大切さを学び、自然・川を守る側の人間を育てていく。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 704
主な活動場所:
高知県 四万十町 影野小学校 付近
川や水辺の名称:
仁井田川(にいだがわ)
[四万十川水系]
主な活動内容:
3年前に再開した夏祭りの一部として、川の水を引いた手作りのプールで四万十川の魚と触れ合える場を作っています。初年度は地域の魚を、友人と何日も前から捕まえて、タカハヤ、カワムツ、ナマズ、川エビ、イモリ、スッポン(危険な生き物は水槽展示)など多数種の魚と遊んでもらい、2年目は近所の子どもと捕まえた魚に、養殖アメゴを加えることで、自分の獲った魚を食べるという経験をしてもらいました。今年は盆に行われたため多くの人に楽しんでいただきましたが、水や魚になれていない人への安全確保、地域の子どもを主軸としたイベントとは何か、と多くの課題を感じました。
活動の様子:

アピールしたいこと:
①このために来るという川イベントではなく、地域の夏祭りにある金魚すくいの気軽さで川、魚と触れ合えるようにし、親は一緒に入ってもいいし、周りから見ていてもいい、気を張らなくても楽しめるように意識しています。
④危険なこと、道具の扱い方以外に遊ぶルールを定めないことで自由な遊び場にするようにしています。
⑤来年に向けた計画として、地域の小学校と連携して自分たちのとった魚でイベントを作るという取り組みにつなげていきたいと考えています。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 705
主な活動場所:
高知県 四万十市 付近
川や水辺の名称:
四万十川(しまんとがわ)
主な活動内容:
5年前から 四万十川を冷水にアウトドアサウナを、お風呂代わりにたのしんでいます。体を石鹸で洗わなくなって、肌の調子がいいです。サウナはエネルギーの消費がすくないので、災害時にお風呂の代わりに使えます。それから、乾燥機や、調理器にもなります。檜のサウナ室はプライベート空間にもなります。
活動の様子:

アピールしたいこと:
①普段のやっていることを足したら、四万十川軽トラサウナができました。林業、木工、カヌー、漁師 薪ストーブ、災害支援などをしていたので 1日で完成しました。今まで以上に川に通うようになり、川との関わり増え、サウナをきっかけに、新たな繋がりができました。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 706
主な活動場所:
高知県 四万十市 付近
団体名(個人名):
金谷 光人
発表テーマ・タイトル:
人間が壊した川を人間が治す
川や水辺の名称:
四万十川(しまんとがわ)
[渡川水系]
主な活動内容:
令和2年に四万十川西部漁業協同組合の代表理事に就任し、組合員との意見交換を重ねる中で、「川が悲鳴をあげている」「災害が起きている」という切実な声を多く聞きました。事態を重く受け止め、台風前後の四万十川および広見川の水中調査を実施したところ、川底の著しい汚れが確認されました。さらに川原を掘削すると、砂利層が目詰まりを起こし、伏流水が湧かず、川本来の自浄作用が失われていることが分かりました。改善策として川原を重機で掘削・攪拌した結果、水・酸素・微生物の循環が生まれ、汚れの分解や水温低下が確認されました。掘削は西土佐地域で8か所実施し、微生物については専門機関による継続調査を行っています。河川環境悪化の背景には、濁水、農業排水、ダム、生活排水、森林環境の変化など複合的な要因があると考えています。砂利の減少により魚の生息環境も悪化し、生態系の異変も見られます。今後も現場での実践と科学的調査の両面から、四万十川の再生に取り組んでいきます。
活動の様子:


アピールしたいこと:
①河床の浸透能の改善を図ることで、水質改善ひいては漁業資源の復活を試みる。
②漁業資源の復活が、四万十川流域の暮らし再生の鍵になる。
③④国や県、流域市町や四国電力にも協力をしてもらい、住民・行政・民間企業が一緒になって四万十川の環境改善を目指す。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 707
主な活動場所:
高知県 高知市 付近
団体名(個人名):
高知大学 野生生物研究会
発表テーマ・タイトル:
水生生物から江ノ口川の今をのぞく!
川や水辺の名称:
江ノ口川(えのくちがわ)
[国分川水系]
主な活動内容:
まず、江ノ口川周辺に住んでいる方への聞き取りや、インターネット、文献を使って、江ノ口川の歴史やこれまでの環境の変化を調べました。次に、水生生物の専門家を招き、川の透視度を調べるとともに、どのような水生生物が見つかるのかを観察し、今の川の環境について考えました。今回の活動を通して、江ノ口川が過去に深刻な水質汚染を経験したことや、その後、環境が改善されてきたことを知ることができました。また、実際に生きものを調べることで、現在の環境を自分たちの目で確かめることができました。今回は1回の調査でしたが、今後は調査する場所や時期を増やし、水質や水生生物の変化を継続して調べていきたいと考えています。
活動の様子:

アピールしたいこと:
①過去に水質汚染を経験した江ノ口川について、地域の聞き取りや文献調査、水生生物調査を通して、過去と現在の環境を考えた点。
②地域の方への聞き取りを通して、江ノ口川と地域の暮らしとの関わりを調べた点。
③今回の調査結果を比較対象とし、今後の調査によって江ノ口川の環境変化を評価しようとしている点。
④文献調査、地域の聞き取り、現地調査を組み合わせ、専門家の協力も得ながら多面的に調べた点。
⑤身近な江ノ口川を実際に調べることで、川を自分たちの身近な環境として考えるきっかけとした点。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 708
主な活動場所:
高知県 高岡郡 津野町 付近
団体名(個人名):
よみがえれ四万十源流の会
発表テーマ・タイトル:
源流域の自然を未来へ
~よみがえれ四万十源流の会~
川や水辺の名称:
北川川(きたかわがわ)
[渡川水系]
主な活動内容:
よみがえれ四万十源流の会は、四万十川本来の豊かな自然環境を取り戻し、未来へつないでいくことを目的に活動している団体です。近年、四万十川では自然環境や河川生態系の変化が進み、水源となる森林の荒廃や生き物の減少などが課題となっています。そこで、川・山・海のつながりを大切にしながら、自然と地域文化を守る取り組みを行っています。主な活動として、在来アメゴの調査・保護、北川川の動植物の生態調査及び景観の調査、またそれを環境副読本として整理し、県内各地の学校、団体に配布しました。さらに、自然に近い川づくりの普及にも取り組んでいます。過去には近自然工法による護岸整備によって魚の回復や野生動物の移動が見られるなど、自然環境の改善につながった事例もあります。これらの活動を通して、人と自然が共生できる豊かな四万十川の再生を目指しています。
活動の様子:

アピールしたいこと:
①四万十川源流域の自然・生活環境・歴史遺産のマップを作り、広く普及・啓蒙を行っています。また、環境副読本は、源流域の昆虫・水生昆虫・川の民話・魚類・哺乳類・岸辺の植物・爬虫類および両生類・森林・川の暮らし・野鳥・自然再生工事をまとめ、源流域の自然や暮らしの全てがわかる冊子となっています。
①後世に残すべき貴重な自然の一つとして四万十川源流域に生息する在来アマゴ(津野山アマゴ)を取り上げ、その保全活動に取り組んでます。在来アマゴは養殖やイワナの放流によって個体数が急激に減少しており、絶滅の危機に瀕していますが、支流ごとに在来アマゴの生息調査を行い、その結果をもとに河川環境を含めた在来アメゴの保全を目指しています。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 709
主な活動場所:
高知県 四万十市 付近
川や水辺の名称:
四万十川(しまんとがわ)
[渡川水系]
主な活動内容:
川漁師ならではのアユのつかみ捕り体験、投網体験、火振り漁体験、ウナギのコロバシづくり、川にいる生き物をその場でとって食う体験、アユもなか食い競争などなど、手間暇を惜しまず、見返りを求めない川漁師達の粋な企画が盛りだくさん。
しかし準備や負担も半端なし。決起集会では、協力者に天然鰻やアユの塩焼きなど大盤振る舞い。義理堅い川漁師達の誠意に打たれ、みんな積極的に協力。流域住民の自発的なイベントに発展。
活動の様子:

アピールしたいこと:
①専業川漁師達が中心に不眠不休で企画から運営まで手掛けるビッグイベント。
②四万十川には、投網や火振り漁など、古くから受け継がれてきた伝統漁法があります。しかし、川漁師の減少により、その文化を次の世代へ伝えていくことが課題となっています。感謝祭を通じて、川漁や四万十川の文化に触れ、未来へつないでいくきっかけづくりを目指します。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 710
主な活動場所:
高知県 香美市、香南市、南国市 付近
団体名(個人名):
物部川清流保全推進協議会(高知県林業振興・環境部 自然共生課)
https://www.pref.kochi.lg.jp/doc/monobekeikaku/
発表テーマ・タイトル:
川本来の姿を取り戻すために~環境のために配慮したほうがいいこと~
川や水辺の名称:
物部川(ものべがわ)
[物部川水系]
主な活動内容:
・物部川清流保全推進協議会は、平成20年の「物部川清流保全計画」策定以降、流域住民、団体、有識者、行政などで構成し県民との協働に重点を置いて協議会を運営。
・「川本来の姿を取り戻すWG」、「代かき濁水対策を進めるWG」、「山の保水力の回復を図るWG」、「子どもたちへの環境学習を進めるWG」、「情報発信WG」の5つのワーキンググループで議論を深め取組を推進。
・物部川流域の関係者と連携し、流域の課題の解決等に向けて取組を実施。
活動の様子:

アピールしたいこと:
④
物部川清流保全推進協議会「川本来の姿を取り戻すワーキンググループ」では、令和4年7月、「多自然川づくり」「水生生物の生息に適した川づくり」の効果がさらに高まるよう、河川管理者、流域自治体の土木・環境分野の実務担当者の業務(物部川水系での工事)に活用いただくことを想定した手引書、「川本来の姿を取り戻すために(素案)~環境のために配慮したほうがいいこと~」を作成。
国及び県の河川管理者を中心に、優良事例の収集を行い、追記版の「川本来の姿を取り戻すために~環境のために配慮したほうがいいこと~」が完成。多くの優良事例を追記したので、他の河川においても是非参考にしていただきたい。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 711
主な活動場所:
高知県 仁淀川町 池川 付近
団体名(個人名):
仁淀川の“緑と清流”を再生する会
発表テーマ・タイトル:
仁淀ブルーのふるさとを、もっといい川へ!
川や水辺の名称:
土居川(どいがわ)
[仁淀川水系]
主な活動内容:
今年で25周年を迎える会で、昔のようにもっときれいで、魚種等も豊富な川に戻したいと集まった住民で作った会。顧問の天野礼子さんや松浦秀俊さん、故福留脩文さんたちの協力で狩山川の近自然工法での改修工事や著名人を迎えての講演会や啓発活動を行ってきました。毎年5月には広く呼びかけて川の清掃活動と子どもたちの川遊びを行っています。また、子どもたちに川に親しんでもらうため毎年、小学5年生には座学と水生生物調査に、中学生には全校でのアユの友釣り体験と鮎の食に協力しています。また、地域が元気でないと川の再生は難しいとの思いから、地域の歴史や文化の掘り起しや地域資源の見直しなど、地域活性化にも取り組んでいます。
しかし、50~60年過ぎた杉・檜の人工林が多い上に、間伐されていなかったり、伐採が遅れたりしているため、川の水量が減ったり、ミネラル分が減ったりして、川の生き物に負の影響を与えています。そこで、再造林の際に針葉樹だけでなく落葉広葉樹の植樹も進める啓発活動も行っています。
活動の様子:

アピールしたいこと:
⑤今の活動を報告するだけです。継続は力なり。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 712
主な活動場所:
高知県 高知市 付近
団体名(個人名):
高知県友釣連盟
発表テーマ・タイトル:
高知県友釣連盟「清流めぐり利き鮎会」
川や水辺の名称:
高知県・全国の鮎の育つ川
主な活動内容:
【内容】エントリー河川の鮎を塩焼きで提供して、会場参加の全員で、その年の最もすぐれた鮎を育んだ河川を決める
【成果】活動基本は釣り人が河川のためにできる事。
その中の1事業として、「清流めぐり利き鮎会」がある。
全国の鮎の育つ河川からの、エントリーにより、天然鮎の味を通して、河川環境の違いを考える。
活動の様子:

アピールしたいこと:
①「清流めぐり利き鮎会」を開催する本来の目的は、鮎の美味しさを競うための協議会ではありません。今から28年前、高知県の13河川の釣り人が集まり、河川環境の悪化に悩んでいました。どうしたら河川環境は良くなるのか…? 当時は今のように河川環境保護が重視されていません。そのため河川工事があるたびに豊かな自然が無くなっていました。この河川の現状を町や都会の人に見てもらえれば、河川環境保護が必要だと思う人が増えるのではないか、しかし、都会の人がわざわざ河川を見に来るのは難しい。そこで、川の方を都会に近づけることにしました。鮎は河川のコケを食しているため、河川環境そのものが鮎の味となっている。その鮎を食べて河川環境の大切さを考えてもらいたいと、「清流めぐり利き鮎会」を開催しています。
キーワード:
九 州
エントリーNo.:
No. 801
主な活動場所:
佐賀県 佐賀市 付近
団体名(個人名):
水の会
発表テーマ・タイトル:
環境保全型農業と下水処理
川や水辺の名称:
有明海(ありあけかい)
[嘉瀬川水系]
主な活動内容:
稲作農業において、化学肥料や農薬がたくさん使用されている。さらに外来種である「ジャンボタニシ」が稲を捕食するため、これも駆除する農薬を使用
環境保全型農業の実践
①平成22年4月、佐賀市で下水道汚泥の肥料化に成功。20キロ40円。
②いろんな農作物へ試験する。一年間は無料配布。(下水処理場内で配布)
成果
①イチゴ、野菜があまくて、旨いものになった。玉ねぎ、米等の評価が高い。
②農薬散布が減らせたので川や有明海の環境に良
③生産コストが激減した。
活動の様子:

アピールしたいこと:
下水道汚泥肥料は国土交通省下水道部で「じゅんかん発酵肥料」と命名された。
①この肥料を3年も使用すると、米作りで施用しなくてよくなった。裏作として麦を作るが、麦の肥料として「じゅんかん発酵肥料」を10a当たり600キロほど施用する。肥料散布は終わり。
②こうすると稲作期間は無肥料となり、土本来の地力で稲を育てることで、病害虫に強いものとして育つ。(昔から麦は肥料で稲は土作り)
③ジャンボタニシ対策 除草剤を施用しないで草を生やし、タニシに食べてもらう。
除草剤を施用すると草が生えないので稲を捕食する。発芽した草のほうが柔らかく食べ易いはず。
④除草剤を施用しないことで田圃の生態系は非常に豊かな環境となり、害虫が飛来しても、それを捕食するトンボ、カエル等々喜んで駆逐してくれる。
⑤ジャンボタニシはスイカなどの生ごみが大好きで、生ごみ処理する素晴らしい生物です。
キーワード:
エントリーNo.:
No. 802
主な活動場所:
鹿児島県 鹿児島市 加治屋町 付近ほか
団体名(個人名):
鹿児島県 土木部 河川課
https://www.pref.kagoshima.jp/ah07/kasen/r7renovation.html
発表テーマ・タイトル:
鹿児島の水辺使い倒し~甲突川ステップアッププロジェクト~
川や水辺の名称:
甲突川(こうつきがわ)
[甲突川水系]
主な活動内容:
(調整中)
活動の様子:

アピールしたいこと:
(調整中)
キーワード:
エントリーNo.:
No. 803
主な活動場所:
福岡県 久留米市
川や水辺の名称:
筑後川(ちくごがわ)
[筑後川水系]
主な活動内容:
Good Newsは2008年に結成し、毎月第2土曜日に「筑後川リバークリーン活動」を続け、これまでに147回実施してきました。現在までに延べ1万4千人以上が参加し、近年では地元の小学校や企業からの参加も増えています。また、筑後川流域の各地で、川や自然に親しむ自然体験活動にも取り組んできました。そして来年、これまで筑後川流域でともに活動してきた仲間たちと、新たなチャレンジとして、上流・中流・下流をつなぐ「筑後川流域リバークリーン活動」を実施します!今回は、その活動に向けた決意表明とともに、ゴミ拾いに参加してくださった皆さんが、地域のお店から「ありがとう」の特典を受けられる「Good Newsカード」の取り組みや、川や自然を楽しみながら学ぶ自然体験活動についてもお話しさせていただきます。
「エコよりもニコ!」を合言葉に、楽しみながら、人と人、地域と地域をつないできたGood Newsの活動を、ぜひ知ってください!
活動の様子:

アピールしたいこと:
① Good Newsの活動は、子どもから高齢者、家族、学校、企業まで、誰でも自然体で参加できることが特徴です。また、ゴミ拾いに参加するとスタンプがたまり、地域の協力店舗から「ありがとう」の特典を受けられる「Good Newsカード」を導入。環境活動と地域のお店をつなぐ仕組みをつくっています。
② 筑後川、特に久留米周辺は、日本住血吸虫症との長い闘いの歴史から、川と人との距離が離れてしまった地域でもあります。 だからこそGood Newsでは、「エコよりもニコ!」を合言葉に、まず川を楽しみ、好きになってもらうことを大切にしています。
③ ゴミを拾うだけでなく、川遊びや生き物観察、源流体験などを通じて、「川を知る・楽しむ・守る」活動へつなげています。また、学校、企業、地域団体などとの連携を広げ、来年は上流・中流・下流をつなぐ「筑後川流域リバークリーン活動」に挑戦します。
④ 毎月第2土曜日という分かりやすい開催日を設定し、初めての人でも参加しやすい活動にしています。また、清掃活動、自然体験、Good Newsカード、学校や企業との連携などを組み合わせ、参加した人が次の活動へつながる仕組みを工夫しています。
初参加ですので、右も左もわかりませんが、日本全国の川仲間と知り合いになりたいです。
キーワード:
沖 縄
エントリーNo.:
No. 804
主な活動場所:
沖縄県 うるま市 浜比嘉島浜区 付近
川や水辺の名称:
シーローガー
主な活動内容:
沖縄玉水ネットワークは、沖縄県内の河川や水辺で活動する団体が連携し、環境学習や調査活動などを行っています。今年は3月22日の「世界水の日」に合わせ、うるま市浜比嘉島の井泉で、伝統的な清掃行事「カーサレー」の体験会を開催しました。地域住民の指導のもと、参加者が泥のかき出しや周辺の清掃を行いました。作業を通して、井泉の構造や水の湧き出す様子、生きものを観察しながら、地域における井泉の利用や維持管理について学びました。午後には、2025年11月の沖縄島での広域断水を踏まえ、「玉水ミーティング」を開催しました。身近な水源を災害時にどう活用するか、日頃から水源とどう関わるかについて話し合いました。今後は、身近な水源を知り、関わり、その現在的な役割を考える機会を地域内外へ広げていくことが課題です。
活動の様子:

アピールしたいこと:
①「世界水の日」を契機に、地域で受け継がれてきたカーサレーを体験型プログラムとして地域内外に開き、湧泉を暮らし・文化・防災の側面から捉え直す機会としました。
②生活や農業を支えてきた湧泉を実際のフィールドとし、地域住民の指導のもとでカーサレーを体験することで、水源と地域の暮らしとの関わりを学ぶプログラムとしました。
④「世界水の日」というグローバルな記念日を、カーサレーというローカルな実践に結びつけました。また、湧泉を単にイベント会場として利用するのではなく、自治会や地域交流拠点施設を運営する地域団体と企画段階から連携し、地域と協働して実施する体制を構築しました。
キーワード:
いい川・いい川づくりワークショップ 事務局
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(いい川ワークショップ専用メールアドレス)