全国水環境交流会について

ABOUT MIZUKAN

全国水環境交流会は、
水環境の保全と創造に取り組む、
全国の仲間ネットワークです。

本会は、
水環境に関わる「産・学・官・野」の
幅広い人たちが交流し、
ノウハウや情報の交流を行うことを通して、
水環境の保全と創造に資することを
目的としています。

 入会のご案内

目 的

PURPOSE

・・・ その1 ・・・

人と情報の
ネットワーク

水は、動植物を育み、産業や文化などの
人間生活を支える重要な要素であり、
水循環の過程において、
それぞれの分野で
独自の環境要素を構成しています。

よりよい水環境づくりのために、
さまざまな分野のテーマを総合的にとらえ、
広く、情報と人のネットワークを
形成します。

地域住民による川や水辺の活動と目的

地域住民による川や水辺の活動と目的

・・・ その2 ・・・

合意の形成に
向けて

地域には地域固有の問題と課題があり、人々の価値観も異なります。
したがって、賛成、反対といった事象も発生してきますが、環境問題の解決にとって重要なことは、共通の目標に向けての合意の形成です。

・・・ その3 ・・・

コミュニケーション
の場づくり

そこで、水問題に関わっているさまざまな分野の人たちのコミュニケーションの場をつくり、人の交流を促進することを通して、水環境の保全及び創造に役立てたいと思います。

・・・ その4 ・・・

産・官・学・野の
複合的交流

交流の分野は、積極的な住民(野)、民間企業(産)、国・県・市町村などの行政(官)、大学・研究者(学)等、複合的な交流をめざします。

・・・ その5 ・・・

積み上げ型の
しくみづくり

なお、ネットワークの形成、運営にあたっては、全国的なネットワークをイメージしながらも、地域活動を重視して地域からの積み上げ型のしくみづくりを目指します。

経 緯

HISTORY

平成5年(1993年)、全国で活動する川や水に関わる市民団体に呼びかけ、発足しました。
健全な水循環を保全、回復するためには、さまざまな立場や意見の持ち主が自由に交流するコミュニケーションの場づくりが重要との認識のもと、緩やかな全国ネットワークとして結成されました。
主な活動としては、各地域の活動に対する情報、人材等による支援、全国大会の開催、「川の日」~いい川・いい川づくりワークショップ(年1回)への協力、参加等があります。
当初の運営は、主として、地域と全国の活動を結び、調整する役割を持つ全国コーディネーター会議により行われてきました。それは、現在の各地域のネットワークにつながっています。
2003年10月にNPO法人化し、現在に至ります。

組 織

ORGANIZATION

水環ネットワーク図

ネットワーク のイメージ

全国事務局は東京に設置し、全国を北海道、東北、北陸、関東、中部、東海、近畿、中国、四国、九州、沖縄の各ブロックに分け、それぞれの地域が地域ネットワークを構成するための活動支援を行っています。
各地域には、全国コーディネーターがいて、全国と地域の交流・調整を行っています。各地域では、リバースクール、一斉清掃、カヌー下り、自然体験活動等、市民・住民参加型活動・拠点施設の運営参加、市民パートナーシップ型事業等が活発に行われています。
また、オブザーバーである行政機関は、省庁横断交流会の開催や、全国および地域の活動への参加を通じて情報交流を行っています。

議論・交流のルール

RULES

さまざまな地域や分野の人たちとの有意義な交流を図るため、ルールを設定しています。

[ 3つの原則 ]

1. 自由な発言
2. 徹底した論議
3. 合意の形成

[ 7つのルール ]

1. 参加者の見解は所属団体の公式見解としない
2. 特定個人・団体のつるしあげは行わない
3. 議論はフェアプレイの精神で行う
4. 議論を進めるにあたっては、実証的なデータを尊重する
5. 問題の所在を明確にした上で合意をめざす
6. 現在係争中の問題は、客観的な立場で事例として扱う
7. プログラムづくりにあたっては、長期的に取り扱うものと短期的に取り組むものを区分し、実現可能な提言をめざす

 (みずみどり研究会.1994年)

活動方針

ACTIVITY POLICY

・全国で活動する川仲間の声をもとに、将来の日本の川や川と地域の関係のあり方について提言を行います。
・川のみならず、さまざまな水環境、源流(森林)、里地・里山、まち、海で活動する人たちとの交流を推進します。
・世代間の交流を促進し、川の文化の継承とともに地域コミュニティの再構築をめざします。

主な活動・事業

ACTIVITY / BUSINESS

『交流・情報交換』
事業

 国内外の活動団体との交流、情報交流を目的に行う交流会やシンポジウムの開催など

 いい川・いい川づくりワークショップの運営支援

 河川協力団体全国協議会への参画、事務局運営

『人材育成』
事業

 河川及びその流域の環境保全、回復に関わる人材育成事業

 いい川づくり(多自然川づくり)地域研修会の開催

『調査研究』
事業

 健全な水循環の回復や水辺の適正な保全、利用に関わる調査や研究に関わる事業

 荒川河川敷の自然復元調査及び施工管理委託

<事業内容> 2007年より継続実施してきた足立区地先の荒川河川敷千住新橋緑地(通称わんど広場)に加え、河川敷のゴルフ場跡地につくられた自然再生地「新田わくわく水辺広場」の選択的草刈(年7回)適正な管理と関連する植生等の調査及び管理に関する提案、現場での助言、指導を行っています。新田地区については、地元の活動団体との連携のもとに実施しています。
<現在の事業実施期間> 2019年4月1日から2020年3月31日まで
<発注者> 足立区

『普及啓発』
事業

 河川環境に関するイベントの開催、会報の発信、ホームページの公開などを通じた普及啓発活動

 ホームページ及びメーリングリスト等による情報発信

メーリングリストは、任意団体時からの正会員以外の会員も含め約130名が登録し、適宜、関連する催し、研究会、シンポジウム等の紹介等、登録者が原則として自由に情報発信に利用することができます。

全国水環境交流会の活動・事業の経過

“いい川”・“いい川”づくり協働型河川管理の推進方策
~“いい川”をテーマにしたこの20年の経過~

いい川協働型河川管理

その他
これまでの事業

  全国水環境交流&シンポジウム(1993年〜2006年)

  水ガキプロジェクト

  日本の”いい川”シンポジウムの開催(2007年〜2012年)と地域シンポジウムの推進

  国際交流事業

  全国源流シンポジウム、多摩川源流大学に対する協力事業

  自然再生を推進する市民団体連絡会(森里川海フォーラム)関連事業

  その他、川や水辺に関わる事業・活動の支援、調査・研究等受託事業 など



これらの活動・事業の内容を
もっと詳しく見る

ネットワークのリンク集

NETWORK

地域で活動している全国の仲間ネットワーク団体の一部です。
これらの他にも、さらに、それぞれの地域において多くのネットワークが形成されています。

役 員

OFFICERS

* 五十音順 (主たる所属/活動地域)
・・・2020年7月 現在

【理事】

  • 飯田 幸一

    (NPO法人全国水環境交流会 / 中国)

  • 犬山 清史

    (副代表理事 / NPO法人全国水環境交流会 / 関東)

  • 上田 豪 

    (ねや川水辺クラブ / 近畿)

  • 岡 裕二 

    (NPO法人全国水環境交流会 / 九州)

  • 金子 博 

    (NPO法人パートナーシップオフィス / 東北)

  • 小谷 寛二

    (広島文化学園大学 / 中国)

  • 堺 かなえ

    (副代表理事 / NPO法人全国水環境交流会・NPO法人多摩川センター / 関東)

  • 相楽 治 

    (NPO法人新潟水辺の会 / 北陸)

  • 崎山 正美

    (沖縄玉水ネットワーク / 沖縄)

  • 妹尾 優二

    (一般社団法人流域生態研究所 / 北海道)

  • 駄田井 正

    (NPO法人筑後川流域連携倶楽部 / 九州)

  • 土井 裕子

    (NPO法人五ヶ瀬川流域ネットワーク / 九州)

  • 中村 英雄

    (NPO法人新町川を守る会 / 四国)

  • 新川 達郎

    (NPO法人水・環境ネット東北・同志社大学 / 東北)

  • 福澤 浩

    (NPO法人天竜川ゆめ会議 / 中部)

  • 福富 洋一郎

    (早渕川ファンクラブ / 関東)

  • 福廣 勝介

    (NPO法人近畿水の塾 / 近畿)

  • 宮本 善和

    (NPO法人全国水環境交流会 / 関東)

  • 谷田貝 泰子

    (NPO法人水・環境ネット東北 / 東北)

  • 山道 省三

    (代表理事 / NPO法人全国水環境交流会・NPO法人多摩川センター / 関東)

【監事】

  • 菅谷 輝美

    (新河岸川水系水環境連絡会 / 関東)

  • 三井 元子

    (NPO法人エコロジー夢企画・NPO法人あらかわ学会 / 関東)

財務関連情報

FINANCIAL INFO

【参考資料(公開): 過去の財務表】