WS_24th WS_24th

発表エントリー団体の紹介

NEW!!

[ 2022年  8月 26日 現在 ]

ブロックごとに、応募順にご案内しています。

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[補足]
エントリーNo.の後の
アルファベット表記について:
「L」=オンライン参加希望
(* オンライン発表は選考の対象外です。)

[アピールポイント]について:
以下の①~⑤の各項目で特に該当する内容があれば、番号を示して具体的な内容を記入。
①活動や事業の発想・視点の先進性やユニークさ ②地域の歴史や暮らしとの結びつき 
③“いい川”づくりへのプロセス ④工夫した計画手法や技術 ⑤その他

北海道

エントリーNo.:

No. 101

主な活動場所:

北海道 帯広市 光南地区

団体名(個人名):

十勝川中流部市民協働会議

http://churyubu.eco.coocan.jp/

発表テーマ・タイトル:

川で学ぼう! 札内川・光南地区 水辺の楽校

川や水辺の名称:

札内川

[十勝川水系]

主な活動内容:

札内川光南水辺の楽校において、主に近隣の保育園児を対象に植樹活動、魚類観察会を実施してきた。
魚類観察会を実施する際、毎年流路が異なること、天候・水位により実施が困難になる場合があるが、保育園児が川の中にはいって魚採りができるような活動を目指す。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①整備後、あまり活用されていない水辺の楽校で継続して活動
②近隣の保育園と連携
③保育園児たちに川での魚採りを通じて川に親しんでもらう
④北海道は寒いので、子どもたちが川にはいって魚採りをできる時期に実施
⑤河川協力団体、保育園、河川管理者の3団体が主催

キーワード:

  1. 水辺の楽校
  2. 魚採り
  3. 川遊び

エントリーNo.:

No. 102

主な活動場所:

北海道 池田町 千代田堰堤 付近

団体名(個人名):

本別アイヌ協会

発表テーマ・タイトル:

千代田堰堤あきあじまつり

川や水辺の名称:

十勝川
(とかちがわ)

[十勝川水系]

主な活動内容:

・十勝川中流域かわまちづくり事業の対象地
・昭和60年頃までは、当地において「あきあじ祭り」が開催されていて、地引網によるサケ親魚の捕獲が行われていたこともあって、秋期には観光協会が主催する形で屋台等も出され、「あきあじ祭り」が開催されて、大変に賑わっていた。
・上記のイベントを再興し、千代田堰堤周辺に賑わいを取り戻すきっかけとなるよう、サケ親魚捕獲場の観察や、川カフェの開催、アイヌ民族の伝統儀式である「新しい鮭を迎える儀式」を執り行う。
・千代田堰堤の認知度の向上を図り、かつての賑わいを取り戻すような活動を目指す。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

②かつての十勝川では、川を遡上してきたサケをアイヌ民族の伝統的な儀式(「新しい鮭を迎える儀式」=アシリチェプノミ)で迎え、捕獲(漁協による採卵孵化事業)し、食する(鮭の汁ものやお弁当)ことを、皆で楽しむ(あきあじ祭り)文化がありました。
この河川文化を復興して、地域の住民の皆が自然に対する畏敬の念を抱き、自然の恵みに感謝して暮らしていく社会の実現を目指します。

キーワード:

  1. 自然に感謝
  2. 文化の伝承
  3. 道徳

エントリーNo.:

No. 103

主な活動場所:

北海道 長沼市 長栗大橋 付近

団体名(個人名):

リバーネット21ながぬま

https://rivernet-21-naganuma.jimdofree.com/

発表テーマ・タイトル:

子ども水防団の活動  キャッチフレーズ:自分の身は自分で守る!

川や水辺の名称:

夕張川
(ゆうばりがわ)

[石狩川水系]

主な活動内容:

内容:
①子供達が、棒を持っての水中歩行訓練等、水防活動を通じて、“自分の身は自分で守る”「自助」、“協力し助け合う”「共助」、また地域との連携によって「いざ」という時に備える体験活動。
②水害時、家屋の中への洪水の侵入を防ぐため、自ら土のうを作成して積む一連の作業を体験。
③洪水緩和を目的に、自然に近い森の形成を目指した植樹活動を、河川沿いで21年続けています。
④上記①②について、子供達が大人から一方的に教わるのでなく、経験した子供達が未経験の子供達へ指導しています。また、これらの活動を、HPへの掲載や、関係機関へ周知を図ってPRしています。
成果:
①子供達は、他地域の洪水のニュースが報じられると、自分達の体験活動が重要であると、認識するようになりました。さらに、未経験者の子供達に指導する度に教え方が上達しています。
②この活動をPRしてきたことで、北海道内では、国の水防演習、長沼町の防災訓練、小中高校での防災学校等から当活動の要請が来るようになってきました。
課題:
道内では、未だ少ないですがこの活動が認知されるようになって来ましたが、本格的な全国への広がりは本年実施された新潟水辺の会との合同訓練が初めてであり、今後、web会議等を活用して当活動の認知を広げていく必要があると考えています。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①行政や学校ではなく、住民の発意で組織された任意団体であり、特に、子ども自身で考え、体験させることに重きを置き、下級生は上級生から教わることで活動の継続性を図っています。
②過去の水害体験を祖父母の世代、親の世代、子ども世代へと語り継ぎ、子どもたちは過去の水害の記録を学習したり、被害にあった家を訪問するとともに、子ども目線でのハザードマップづくりをしています。
③子供達が洪水から身を守る事を学習し、河川沿いで植街をする事で、水害から街を守り、さらに水害に強い安全で安心な川づくりを目指すことへの意識が芽生えます。
④膝丈に目印をつけた棒「命の棒」を持って、足下を探りながら歩く川の水中歩行訓練や、子供達による土のう作成・土のう積みは、18年前から取り組んでおり、テレビ、新聞や雑誌で広く紹介されてきました。
⑤北海道内にとどまらず、新潟をはじめとする内地に活動が広がりつつあります。

キーワード:

  1. 水防訓練
  2. 植樹活動
  3. 子供達による指導

東 北

エントリーNo.:

No. 201

主な活動場所:

宮城県 仙台市 青葉区 付近

団体名(個人名):

四ツ谷用水案内人

発表テーマ・タイトル:

町の礎を築き潤しそして都市に消えた「川」を取り戻すには…?

川や水辺の名称:

四ツ谷用水
(よつやようすい)

主な活動内容:

本年より市民団体時代の活動を個人としてそのまま継続して活動を行っている。
行政や公共施設からの依頼により現地案内、講演や出前講座を実施。 助成事業による動画配信。今後も行政と共同によりウェブサイト制作を予定している。
一般の河川であれば、水棲生物の採取や観察、また、川下りや清掃、灯篭流し等様々な活動を展開出来るが、四ツ谷用水は殆どが暗渠化されており、水に触れる事すら不可能である。従って、活動範囲は限られている一方で、かつての暗渠化される前の時代を知っている層が減少し街に住まう人々の多くは知らず関心も無いのが現状である。
また、工業用水の施設としての老朽化もあり将来の維持や存続に対して懸念がある。
町の礎を築いた用水路を守り伝え残す為に、どのような活動をすればいいのか模索している。

活動の様子:

活動状況写真

アピールしたいこと:

コロナ禍となった現在、工業用水として使われている四ツ谷用水は、施設見学も中止となっており、状況を見ながらの現地案内や座学にとどまっている。その中でもネット上における動画配信も行っている。 四ツ谷用水は江戸前期の1620年代に開削されて以降、昭和中期の暗渠化されるまで流域住民に長く生活に密着し、用水堀でありながら「川」と称されるインフラであった。
目に見える形として既に失われた水の流れを、例えば理念として取り戻し継承し伝えていくにはどうすればよいのか、これから訪れるであろう大規模な気候変動や都市災害を乗り越える為のカギとなりうる活動へつなげる為に。

キーワード:

  1. 杜の都
  2. 地下涵養
  3. 理念継承

関 東

エントリーNo.:

No. 301

主な活動場所:

埼玉県 本庄市

団体名(個人名):

早稲田大学本庄高等学院河川研究班

https://waseda-honjo.jp/

発表テーマ・タイトル:

子どもたちと考える、川の環境

川や水辺の名称:

小山川・元小山川
(こやまがわ・もとこやまがわ)

[利根川水系]

主な活動内容:

この活動は2009年から開始されている。2012年には現在のように本庄市立藤田小学校との、年2回の上記2河川の合同河川調査、年10回ほどの総合学習の授業を受け持つようになった。また、両校主催で毎年3月に広く市民に向けた「川のシンポジウム」を開催している。
2020年からのコロナ禍の中で、連携活動は大きく制限を受け、またシンポジウムも2020年2021年と中止せざるを得なかった。そのような中で、活動を継続することを考え、「ほんじょうの川のいきもの図鑑」を作ることとした。PDF化しGIGAスクール構想で配布されたタブレットにインストールすることにより、合同河川調査に持参し、今まで苦労していた採取生物の同定作業に利用することができるようになった。2022年度は広く市民の方が利用できるように、印刷物にすることとWeb化することを行う予定である。
2022年3月に実施した川のシンポジウムでは、オンラインと対面を併用して実施した。河川に関する活動に取り組む三重と福岡の小学校がオンラインで参加し、またインドからの留学生がガンジス川について報告するなど、本庄市のみならず広く河川環境を考える機会となった。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

③「いい川」づくりのプロセスとして、次の2点からアプローチしていること。1つは、「児童たちへの環境教育」の成果がやがては、成長した後に次世代へ河川環境保護の必要性を伝えることにつながり、ひいてはこの連鎖が長く続くことになるだろうこと。2つ目は、「川のシンポジウム」を通して広く市民へ市内河川の現状を伝えることにより、市民への啓蒙活動につながっていること。また、川の生物図鑑を通し、市民が川へ親しむきっかけを作るとともに、河川生物の現状(特に外来種の問題)を伝えることにつながっていること。
⑤2022年度の川のシンポジウムは、オンラインを使うことになり、それではと広く日本国内で河川に取り組んでいる小学校を探し、参加してもらうこととした。活動内容やアイデアに考えさせられるところがあり、また日本中で同じことに取り組んでいる仲間がいるという意識は大変児童たちの励みになった。海外の河川環境の話題も興味深かった。このような形で、河川に取り組む仲間のネットワークができることを期待している。

キーワード:

  1. 小学校との連携活動
  2. 生物図鑑
  3. 川のシンポジウム

エントリーNo.:

No. 302

主な活動場所:

全国の川

団体名(個人名):

全国川ごみネットワーク

https://kawagomi.jp/

発表テーマ・タイトル:

川ごみサミットでマッチング ~市民と河川管理者の協働に向けて~

川や水辺の名称:

全国の川

主な活動内容:

〇川ごみサミット開催〇
産学官民が集い、情報・意見交換をし、川ごみ問題の解決を目指して検討
〇全国水辺のごみ調査(水辺のごみ見っけ!)〇 7年目の調査実施中
身近な水環境への関心を高める調査呼びかけ。結果等を基に関連する業界団体等への働きかけ
〇川ごみ削減の啓発〇
環境学習、啓発ツール作成・貸出、出前授業など
〇ネットワークの拡充〇
オンライン交流会などで川ごみ削減のなかまづくり

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

⑤川ごみサミットで、市民と河川管理者が意見交換
昨年12月に開催した、「第7回川ごみサミット」には、国土交通省の北海道開発局および8地方事務所の河川管理者や本省の河川環境課の担当者も参加して、リレー発表。その後は共に川ごみ対策の取組みに関する意見交換を行い、協働することの大切さを再確認することができた。
その結果を受け、今年度は、各地方事務所を通じて各河川管理者に協力をいただき、全国の一級水系の多くで当ネットワーク主催の「全国水辺のごみ調査」が行われており、今後の対策に繋がる大きな前進となった!

キーワード:

  1. ごみ削減
  2. 官民協働
  3. ごみ調査

エントリーNo.:

No. 303

主な活動場所:

東京都 足立区 神明・六木 付近

団体名(個人名):

NPO法人エコロジー夢企画

https://ecoyume.net/

発表テーマ・タイトル:

花畑運河開削90周年記念をいかして

川や水辺の名称:

花畑川
(はなはたがわ)

[利根川水系]

主な活動内容:

穏やかな花畑川に着目して、ほとりに建つ足立区立第十三中学校と公開学習を始めたのがきっかけで、研究が進み、花畑運河の歴史が次々と浮かび上がってきました。
コロナ禍に振り回されながらも開削90周年記念イベントは、横断幕の設置、講演会。記念イベントが盛大に行われました。地域情報誌への連載も行われて、花畑川を見直すきっかけづくりとなっています。
歴史や川の特徴を活かした改修計画こそがまちの賑わいと価値を高めるのだと、地域に理解してもらえるよう活動を展開しています。川への理解者を増やすため「足立区の8つの川をめぐるバスツアー」を実施しました。今後エコロジー夢企画の定例活動にしたいと考えていますが予算の壁が……。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

②図録制作中で、埋もれていた地域の歴史資料を紐解いています。古老の話や写真も収録できました。カヌーでごみ拾い活動をも活発に行われています。
③2016年から陳情活動を継続していますが、今だに水面幅を半分に埋め立てて、両岸に8mの桜並木遊歩道を作りるというのが、足立区の改修案です。全国の川仲間の力を借りて、もっといい川まちづくりを提案したい!!
④足立区は8つもの川に囲まれているのに、これまでは汚い川だったので、川まちづくりへの理解者が育っていないことに気が付き、「足立区の8つの川をめぐるバスツアー」を開始しました。参加者と共にSDGs観光ルートづくりを行っていきたいと思っています。

キーワード:

  1. 産業遺産
  2. カヌーでごみ拾い
  3. SDGs観光

エントリーNo.:

No. 304

主な活動場所:

東京都 渋谷区・港区 付近

団体名(個人名):

法政大学江戸東京研究センター

https://edotokyo.hosei.ac.jp/

発表テーマ・タイトル:

渋谷川モンスター

川や水辺の名称:

渋谷川
(しぶやがわ)

[渋谷川・古川水系]

主な活動内容:

【内容】日欧ミーティング「渋谷川魂」、①シンポジウム「川のエコヒストリーとスピリチャリティ」~江戸東京の都市構造と精神性~、②まち歩き+ワークショップ・展示会「渋谷川モンスターを探る」、③渋谷川モンスターイベント
【成果】8月1日から6日までのまちあるきWS では6コースを歩き、日欧の学生を中心に渋谷川再生のアイデアを出した。全流域にわたる、海外からの視点も含めた提案はユニークなものとなった。展示会やイベントでは、渋谷川のスピリチャリティを踏まえたパフォーマンスが創作された。
「課題」渋谷川は複雑な状況を抱える河川であり、これまでにも多くの提案がなされてきた。今後も、議論を深めるために、ヴァーチャル会議場を立ち上げた。これを今後プラットホームとして如何に運用していくかが課題である。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①ドイツ、フランスの若者からの問いかけが発端となって発展した活動。支援団体の幅の広さ。
②渋谷川流域の観光や景観、公園、まちづくりなど、様々なアクティビティとの連携。
③川の精神性に踏み込み、これまでの計画にとらわれることの無いビジョンの提示。
④エコヒストリーの手法と欧州流のエコロジカルデザイン論の導入。

キーワード:

  1. 川の魂
  2. モンスター
  3. エコヒストリー

エントリーNo.:

No. 305

主な活動場所:

埼玉県

団体名(個人名):

埼玉県環境部水環境課浄化槽・豊かな川づくり担当

https://saitama-riversupporters.pref.saitama.lg.jp/

発表テーマ・タイトル:

SAITAMAリバーサポーターズプロジェクト~未来への流れを、埼玉の川から~

川や水辺の名称:

埼玉県全域の水辺
(さいたまけんぜんいきのみずべ)

主な活動内容:

・内容:埼玉県の豊かな川を育む自発的な活動が、県民・団体・企業の連携のもとで持続して行われるように県が支援していくもの。個人に対するSNS発信、団体に対する活動資材の支援、企業に対するマッチング支援等を行っている。
・成果:令和3年度末時点で5,438人の個人サポーター、737団体の川の国応援団、259社の企業サポーターを獲得し、マッチングによる取組も51件生まれた。
・課題:川に関心がない層に取組を広げるとともに、将来的な川の保全活動の担い手獲得につなげていくのが今後の目標である。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①河川管理者(県土整備部)だけでなく、水質や環境保全の視点で環境部としても川の活動を支援し、相互に連携を図っている。
持続的な取組とするため、企業がビジネス目的で参入することを歓迎している。川というフィールドを活用するビジネスであれば幅広く受け入れつつ、川の保全という基本的目的も意識した取組となるよう支援している。
社会貢献活動・地域活動を行いたい企業とマンパワー等の支援を必要としている川の国応援団とのマッチングも積極的に行っている。
③「豊かな環境は地域住民や企業に大切に利活用されることで持続的に保全される」と考え、生活の身近にある本県の川を県民や企業など多様な主体が連携して守り育み、活用し、人が集まり賑わうという好循環を目指している。

キーワード:

  1. 県民・団体・企業の連携支援
  2. 川の国応援団
  3. 企業マッチング

エントリーNo.:

No. 306

主な活動場所:

神奈川県 横浜市 大岡川下流域 付近

団体名(個人名):

一般社団法人 大岡川川の駅運営委員会

http://www.oookagawa.org

発表テーマ・タイトル:

大岡川の持続可能な河川利用

川や水辺の名称:

大岡川
(おおおかがわ)

[渋谷川・古川水系]

主な活動内容:

(1) 大岡川下流域やその親水施設の利用調整・促進する事業
(2) 大岡川下流域やその親水施設の清掃活動等の維持管理や環境監視等の事業
(3) 大岡川下流域やその親水施設を利用した緊急災害時の対応及び防災訓練等の事業
(4) 大岡川下流域やその親水施設を利用したイベントの運営・管理による地域活性化促進等の事業
(5) 大岡川下流域やその親水施設の適切な利用ルール等周知・啓蒙活動の事業
(6) その他前各号に掲げる事業に付帯又は関連する事業

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

① 官民協力の基、社会実験として、高い護岸で閉鎖されていたエリアに親水施設を民間で管理する事で河川利用の意識を高め積極的に新しい技術を取り入れ、利用者が使いやすい環境構築を行って来た。
③ 施設管理に留まらず、地域連携による清掃活動や環境監視を積極的に行い、利用者である会員が自主的に河川を守る意識で対応している。
④ 利用者の意識向上も含め、会員制による河川利用を周知し、年間に多くのイベントを開催して、興味を持ってもらう事に努めてきた。

キーワード:

  1. 施設予約システム
  2. 河川清掃活動
  3. 地域連携

中 部

エントリーNo.:

No. 401

主な活動場所:

愛知県・岐阜県・長野県

団体名(個人名):

矢作川流域圏懇談会

https://www.cbr.mlit.go.jp/toyohashi/kaigi/yahagigawa/ryuiki-kondan

発表テーマ・タイトル:

矢作川流域圏懇談会 “流域はひとつ、運命共同体”

川や水辺の名称:

矢作川
(やはぎがわ)

[矢作川水系]

主な活動内容:

矢作川流域では、昔から流域住民の方々が一体となって水質保全や治水対策などの問題に取り組んできました。
今後も、治水・利水・環境・土砂管理・維持管理・地域活性化等の問題に対して、共に取り組み、解決していく必要があります。そして、矢作川水系河川整備計画の目標を達成し、暮らしやすい矢作川流域圏を作るためには、”流域はひとつ、運命共同体 ”の共通認識のもと、住民、学識経験者、行政による課題解決に向けた取り組みを流域圏で協力しながら、実施する必要があります。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

⑤今年度で12年目を迎える本団体は、これまで93組織、延べ6500名が会議や活動に参加し、調和のとれた矢作川流域圏を実現するための取り組みを行ってきました。
メンバーは、市民・山・川・海の各部会に所属し、各々が設定した課題について解決策に向けた情報共有を行うためのワーキングやフィールドワークなどを行っています。
市民部会は、山・川・海の各部会に横串を通すような存在として、主に流域連携に関する課題について話し合い、山・川・海部会合同の勉強会や流域連携イベントへの参加や内容の検討など、外への発信についても取り組んでいます。

キーワード:

  1. 流域連携
  2. 河川整備計画
  3. 地域協働

エントリーNo.:

No. 402

主な活動場所:

三重県 亀山市、鈴鹿市、四日市市 付近

団体名(個人名):

魚と子どものネットワーク

http://sakanatokodomo.web.fc2.com/

発表テーマ・タイトル:

鈴鹿川探検隊~流域をつなぎ、世代をつなぐ取組み~

川や水辺の名称:

鈴鹿川、安楽川、椋川
(すずかがわ、あんらくがわ、むくがわ)

[鈴鹿川水系]

主な活動内容:

 鈴鹿川の流域で淡水魚の保全活動と子どもたちの環境教育、またそれらを推進するためのコーディネータとしての活動を行っている。成果としては、行政や他の市民団体など多くの方々と協力しながら取組みを実践できている。また、自然観察会などに参加した子どもたちが中学生・高校生・大学生になり、スタッフや指導者として団体の運営に関わっており、次世代のリーダーが少しずつ育っている。
 活動は広がりつつあるものの、淡水魚の生息環境は今もなお危機的な状況にあり、さらなる生息地の保全や地域の方々の保全活動への理解の促進が必要である。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①上流から下流の流域をつなぐ取組み、世代をつなぐ取組みを実施している。特に親子クラブ「魚と子どもKidsクラブ」を運営し、子どもたちが自然に触れる機会を作るとともに、次世代リーダーを育成している。
③市と連携した地域の行事(里山塾・鈴鹿川体験、サマーフォレスト)や地域の市民団体と一緒に実施している「鈴鹿川探検隊」など、水辺に人が集まるような取り組みを行っている。また、鈴鹿川の河川環境保全モニターの役割も担っているので、子どもや市民の声が河川管理者(国土交通省 中部地方整備局 三重河川国道事務所)に届くよう取り組んでいる。

キーワード:

  1. 次世代リーダーの育成
  2. 魚つかみ
  3. 流域連携

エントリーNo.:

No. 403-L

主な活動場所:

石川県 七尾市 付近

団体名(個人名):

川への祈り実行委員会

https://www.facebook.com/413346162140105/

発表テーマ・タイトル:

ドブ川の汚名返上?!御祓川 清流復活「川はともだち」ファミリー釣り大会

川や水辺の名称:

御祓川
(みそぎがわ)

主な活動内容:

川はともだちファミリー釣り大会が2022年7月31日に開催されました。
さかのぼる事25年前、御祓川をきれいにする事を柱に中心市街地再生に乗り出した。
当時、ディスカッションの席で私達が「御祓川が綺麗になったら釣り大会をして釣った魚でバーベキューしたい!そして次は水泳大会をしたい!」と言っていた。それから工事が始まり、本当にこんな未来が来ることを信じていたのは川への祈り実行委員会のメンバーだけではなかったか。ところが今、目の前には澄んだ水に魚が戻り沢山の家族の笑い声が響いている!そこにはメンバーが思い描いた光景が確かにあった!
 当日は10チーム(30名)の参加で運営は比較的スムーズにいったと思います。折しも記録的な猛暑の中で早朝にも関わらず汗だくになり釣果も思わしくなかったですが御祓川祭りの広報を兼ねた企画としては、新聞掲載も注目されたのではないかと思います。(中略)今回は、何よりも「人と川との関係性を取り戻す!」歩みの一つになったと思います。
(イベント報告書より抜粋)

活動の様子:

活動状況写真

アピールしたいこと:

①川の日ワークショップで指摘された、御祓川なら「みそぎ」をやりなさい。という言葉にしたがって、19年前から「御祓川まつり」を実施。来年20周年。
③1999年に株式会社御祓川設立、2000年川への祈り実行委員会設立。2003年より御祓川まつりをはじめ、一貫して「川と人との関係を取り戻す」ことを目指して活動してきたところ、いつのまにか水質も環境基準をクリアしていた。
⑤久々の出場ですが、「どぶ川」としてグランプリを受賞した御祓川が、釣り大会を実施するまでに再生したことを報告したくてエントリーしました。
こんな日はまた頭の中でSMAPの夜空ノムコウの歌詞が流れています。
「あの頃の未来にぼくらは立っているのかな…すべてが思う程うまくはいかないみたいだ♪」

キーワード:

  1. 川はともだち
  2. 釣り大会
  3. ドブ川の復活

エントリーNo.:

No. 404

主な活動場所:

伊勢湾流域圏(愛知県、岐阜県、三重県)、および三重県鳥羽市答志島

団体名(個人名):

22世紀奈佐の浜プロジェクト

https://www.facebook.com/nasanohama/

発表テーマ・タイトル:

奈佐の浜に、伊勢湾に、豊かな海を取り戻そう ~流域を駆け巡る若者たち~

川や水辺の名称:

伊勢湾流域の河川と海岸
(いせわんりゅういきのかせんとかいがん)

[利根川水系]

主な活動内容:

・毎年6月の、伊勢湾流域各県で流域の現状を学ぶ「流域エクスカーション」の実施、
・10月の、答志島での海岸清掃および流域学習会の実施(2020,2021年は中止)
・答志島の現状をリアルタイムで共有し、フィードバックしている
・本活動の周知に向けた取り組み(SNSを用いた広報活動、清掃活動のイベント化に向けた準備、ワークショップ開催など)

活動の様子:

活動状況写真

アピールしたいこと:

①3県の学生が協力して、全体の活動とは独立して広報活動などを行っている点。 
②③現場は三重県の離島であるが、伊勢湾流域である3県全体の問題であり、また海だけの問題でもない。県の垣根、森(山)・川・海といったフィールドの垣根を超えた環境団体が一致団結して活動している点。
④四日市大学と協力し、マイクロプラスチックの調査や海流から科学的な検証を行っている点。

キーワード:

  1. 伊勢湾流域圏
  2. つながり
  3. 調査

エントリーNo.:

No. 405

主な活動場所:

愛知県 岡崎市 付近

団体名(個人名):

ONE RIVER

https://one-river.jp/

発表テーマ・タイトル:

(仮)楽しい!からはじまる川づくり

川や水辺の名称:

乙川
(おとがわ)

[矢作川水系]

主な活動内容:

◆乙川の魅力や流域の資源や価値の発信を主軸に置いた「啓発事業」
年間3回河川敷で開催する「川びらき」「川あそび」「川ぐらし」というイベント、川の清掃活動「おとがわリバークリーン」など
◆乙川の新しい使い方を実践しながら活動の基盤をつくる「収益事業」 キャンプ事業「Let it camp」
◆乙川で活動したい方のサポート事業や、情報発信
活動を重ねていく中で、多くの仲間ができ、一人一人が自分らしい関わり方を見つけてくれています

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

③いい川とは何なのか?乙川らしさとは何なのか?を問い続けながら、メンバーそれぞれが自分らしく活動に関わっています。 一つの川をきっかけにたくさんの人がつながり、自分たちの暮らす街や自分自身をもっと好きになっていく。そんな物語が生まれています。
いい川ってなんなんだろう?みなさんの発表の中からヒントが見つけられたらと思っています。

キーワード:

  1. 流域連携
  2. パブリックリレーションズ
  3. らしさ

エントリーNo.:

No. 406-L

主な活動場所:

岐阜県 各務原市 付近

団体名(個人名):

各務原木曽川かわまちづくり会

発表テーマ・タイトル:

市民主導の夢提案が社会実験で始動

川や水辺の名称:

木曽川 北派川
(きそがわ)

[木曽川水系]

主な活動内容:

2019年に地域住民が自然共生研究センターへ、地域と川をつなぐ「かわまちづくり」を相談したことがきっかけで、4回のワークショップで議論を重ね、練り上げた夢提案を国所長や市長へ2020年に提案。
2021年には、河川基金の採択を受けて、竹林救援隊との園路の草刈り、民間事業者によるマルシェ企画、地元児童生徒のトンボ観察会、水害時のドローン空撮など、社会実験からスタートしています。

活動の様子:

活動状況写真

アピールしたいこと:

木曽川中流域の北派川地区をフィールドに、市民主導によるワークショップで出された夢提案の実現向けて、産官学民が連携したかわまちづくりを実現している。
かわまちづくり活動を通じて、行政、自然共生センター、地域住民、民間事業者、ボランティア団体、児童生徒が北派川地区でつながるプラットフォームの役割を担っています。

キーワード:

  1. 市民主導
  2. 夢プラン
  3. 社会実験

エントリーNo.:

No. 407-L

主な活動場所:

長野県 下諏訪町 付近

団体名(個人名):

下諏訪町諏訪湖浄化推進連絡協議会

http://www.kojouren.jp/

発表テーマ・タイトル:

拾い続けて42年 ~無理せずコツコツごみ拾い~

川や水辺の名称:

諏訪湖
(すわこ)

[天竜川水系]

主な活動内容:

設立以来42年間、「よみがえれ諏訪湖」を合言葉に毎月1回の湖岸清掃と諸々の啓発活動を続けてきました。
地味な活動ではありますが、長い年月を通して行った活動はそれ自体が啓発となり、地域に深く根付いています。この清掃を行っているのは会員だけではありません。親から子へと受け継がれた思いは、40年以上経った今も色あせることなく、約20,000人の町民がみんなで取り組む、町ぐるみの活動になっています。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

③私たちの活動は毎月湖岸に打ち上げられたゴミなどを拾い集める地味な活動が中心です。このような地味な活動をなぜ40年も続けられたのか?
そのポイントは組織の新陳代謝と参加者の負担軽減、そして新たな取組を加えることで会員の中弛みを防ぐこと、そして次世代を担う、こどもたちへのアクションです。

キーワード:

  1. 継続
  2. 負担軽減
  3. 飽きない活動

近 畿

エントリーNo.:

No. 501

主な活動場所:

大阪府 高槻市

団体名(個人名):

芥川・ひとと魚にやさしい川づくりネットワーク
(愛称:芥川倶楽部)

http://akutagawaclub.web.fc2.com/

発表テーマ・タイトル:

芥川・市民行政協働の石の魚みちづくりとメンテナンス

川や水辺の名称:

芥川
(あくたがわ)

[淀川水系]

主な活動内容:

(活動内容)
みんなで作った魚みちを市民、行政、学識者が協働でメンテナンスしています。
(成果)
芥川では市民が点検し土砂がたまれば取り除き壊れれば治します。そのおかげで、魚にやさしい石の魚みち、いつも心地よい水音が聞こえます。魚たちも喜んでいるはずです。もちろん市民も。

活動の様子:

活動状況写真

アピールしたいこと:

● アピールしたい一つ目のポイントは、③「“いい川”づくりへのプロセス」です。
・2005年に市民、行政、学識者によりできた芥川倶楽部の最初の協働作業は関係者50名がリレーし作った土のうの魚みちでした。いつの間にか今年で18年目。よくここまで長い間、一緒に取り組んでこれたなあと感心しています。
・それは、これまでお互いにその立場や役割を尊重しながらやってきたからでしょうか。月1回の企画会議を200回以上開催し、あれやこれやと相談しながらやってきました。今、魚みちが出来た後も一緒にメンテナンスできているのもそれが理由かもしれません。市民、行政、学識者による協働活動は芥川倶楽部の誇りとする財産です。
●もう一つのアピールポイントは、「①活動の発想の転換」です。
川(魚みち)は、作って終わりではなく、メンテナンスが必要だということです。魚みちは放っておくと、土砂が溜まり倒木も引っかかります。洪水が出ると壊れることもあります。そうなると魚たちがのぼれなくなります。なので、その魚みちを市民が見守るのと同時に補修方法も考えて提案し、行政と一緒になって直すことが「いい川づくり」が続く理由だと考えています。

キーワード:

  1. 川(魚みち)はメンテナンスするもの
  2. 壊れたら自分たちで直す
  3. 互いの立場を尊重し協働する

エントリーNo.:

No. 502

主な活動場所:

滋賀県 大津市 南郷洗堰 付近

団体名(個人名):

TANAKAMIこども環境クラブ

https://www.tanakami.com/

発表テーマ・タイトル:

水とのつながり復活プロジェクト

川や水辺の名称:

琵琶湖・大戸川・天神川・田んぼ・ため池
(びわこ・だいとがわ ・てんじんがわ ・たんぼ・ためいけ)

[琵琶湖・淀川水系]

主な活動内容:

地域の子どもたちと地域の生き物について調べて学習している。田んぼや川にどんな生き物がいるか把握している子どもたちが増えてきた。社会環境が変わっていく中で地域の川も同じように時代とともに変化していく。私たちが今後どのように川づくりをしていかなければならないか、考えていかなければならない。
そこで「生き物も、まわりの自然も豊かで、人と自然がかかわりあえる人々の想いの場としての川を作る。」「誰もが来やすく、来た人間同士でも仲良くなり、つながりの輪が広がる川を目指す」という目標を作りました。
・天神川のごみ拾い→2021年から継続中
・田んぼの生き物の調査・観察会→2017年から継続中
・ため池調査→計画中
・天神川や周辺の生き物の生息調査→2016年ころ2019年、改修工事後を調べる予定。 水辺と水辺のつながり、水辺と人のつながり、人と人とのつながりの方法を考えていく。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①活動の目標を次世代を担う若者たちが考え出した。
地域の歴史も考慮しながら、人々が仲良く、手をつなぎながら活動できることに重きを置き、誰もが自然から遠ざかっていく人々を誘い合って引き戻し、未来の川を作っていく

キーワード:

  1. 再々自然復活
  2. つながり
  3. 生き物調査

エントリーNo.:

No. 503

主な活動場所:

滋賀県

団体名(個人名):

滋賀県立大学 瀧研究室

https://www.shiga-rivers.com/

発表テーマ・タイトル:

がんばれ!すいもん -学生がつくる絵本-

川や水辺の名称:

琵琶湖
(びわこ)

主な活動内容:

学生による、水門について学べる絵本づくりです。
これを読めば、水門やポンプの役割を知り、琵琶湖水系における治水利水、自然や文化を学ぶことができます。
琵琶湖とその周辺域への自然環境への愛着と関心を育むことを目的としています。
ねらいは、①小学3年生以上が楽しめるもの②地域の歴史や産業について触れることができるもの③活動団体や河川管理者が出前授業で活用できるもの④現在の街づくりに活用できるもの の4つです。
これまでに作成した絵本は、学校の地域学習や出前授業の教材として取り上げられました。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①河川に関連する活動は、環境に関するものが多く、治水利水は少ないのが現状です。そこで、琵琶湖淀川水系での治水・利水の過去・現在を知ることで、未来を考えるための議論をするきっかけになるような教材を目指しました。
⑤この絵本は、河川管理者や博物館職員、地域の方と協働して作成しました。これにより、自分たちが学ぶだけではなく、得た知識や経験を「伝えること」の重要性について学ぶことができました。このように、子どもたちや地域の方に治水利水を伝える教材づくりの過程で、大学生の私たちが成長できたと感じています。これは、とてもユニークな点だと思っています。
また、絵を作成したのは滋賀県立大学の学生です。絵のタッチが一人一人異なり、思わずつっこみたくなってしまう点も、アピールポイントです。

キーワード:

  1. 水門について学ぶ絵本
  2. 流域治水への関心を育む
  3. 学生協働

エントリーNo.:

No. 504

主な活動場所:

大阪府 寝屋川市 点野(しめの)付近

団体名(個人名):

チーム寝屋川連携(ねや川水辺クラブ・摂南大学エコシビル部)

発表テーマ・タイトル:

人や生き物に川を取り戻す川づくりの活動

川や水辺の名称:

淀川・点野野草地区、寝屋川本川、ため池
(よどがわしめのやそうち く ねやがわほんせん)

[淀川水系]

主な活動内容:

20年前から、市域の淀川で唯一切り残されたワンドと砂州に目を付け、不法耕作地などが有った中、ロープを掛けたり、4mもの手づくり木製階段を毎回運搬設置し、通路整備や外来種除去、水辺体験会開催など、親しめる場づくりを、淀川河川レンジャーとも連携しながら進めてきました。その結果、淀川で初めての市民提案の再整備モデル地区に指定。高水敷を切り下げて、改修で消えたワンドを再生、誰でも歩いて川へ降りられるようにする計画が進行。20,21年度には、低水護岸330m撤去切り下げ緩傾斜工事、乾陸化し外来種の繁茂する高水敷はワンドへのアクセス広場や、サイクリストを呼び込む通路や自転車ラックの整備等高水敷公園整備工事完了し、22,23年度低水敷の整備、ワンド再生工事等が行われます。市民提案を実現すべく国交省の2つの部局がそれぞれの部局の壁を下げ協力し進めていて、河川敷公園部分と河川内ワンド・砂州が一つの繋がりのある物として再整備されつつあります。
今後は出来あがった空間の維持管理、市民活用について主体的取り組みが必要。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

高齢化・活動低下を盛り返す若者の活動、市民参画・自然再生の川づくりの原点に戻る。縦割排除
【淀川】
○砂州・ワンドの外来植生除去、樹木除伐など木かげ整備、洪水後の流木倒木の撤去など20年
○20年もの市民活動の継続が、大河川淀川で初めての市民提案の水辺再生に結実
○4年にも亘る河川公園課と河川環境課と市民・学生・淀川河川レンジャーの合同WSで整備提案
○低水ブロック護岸撤去(延長330m・高さ4m)、緩傾斜草地に変身、ワンド再整備
○高水敷公園整備でアシ原は陸地化し外来種の宝庫に、野草地区とは名ばかり、活動緑地に再整備
○市域淀川で水辺に下りれる箇所皆無→歩いて水辺に近づき、老若男女が多様な活用が出来る里川
【寝屋川】
○市民提案の魚道作りと改良○流域治水活動(源流人工林間伐)再開を視野に河道内伐木(100本)

キーワード:

  1. 淀川で初の市民提案の水辺整備
  2. 護岸撤去、高水敷切下げ、ワンド再生
  3. 活動低下を補う若者活動と、子ども、高齢者、サイクリストを誘う

中 国

四 国

エントリーNo.:

No. 701

主な活動場所:

高知県 高岡郡 四万十町

団体名(個人名):

公益財団法人四万十川財団

https://www.shimanto.or.jp/

発表テーマ・タイトル:

四万十川大人塾 川漁にとことん挑戦

川や水辺の名称:

四万十川

(しまんとがわ)

[渡川水系]

主な活動内容:

四万十川の保全と振興
・四万十川の清流、景観及び生態系保全に関する事業
・四万十川流域の森づくりに関する事業
・四万十川及び四万十川流域に関することを全国に発信する事業
・人づくり及び保全活動支援に関する事業
・四万十川流域の歴史及び生活文化の保全に関する事業
・四万十川流域の振興に関する事業

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①四万十川でも伝統文化を守ってきた人たちの高齢化が進んでいます。それと同時に、若い世代へ継承する過程が失われつつあります。失われたら二度と戻らない四万十川の伝統文化を後世に伝えていくために、当財団では、継承者の育成を新たに始めました。昨年1年間は川漁の継承に取り組み、2年目に突入し昨年の成果と課題が見え、2年目はさらに改善した内容で取り組みをしています。

キーワード:

  1. 伝統文化継承
  2. 自然体験イベント
  3. 川漁

エントリーNo.:

No. 702-L

主な活動場所:

愛媛県 西条市 石鎚山~西条平野付近

団体名(個人名):

NPO法人うちぬき21プロジェクト

https://www.uchinuki21.jp

発表テーマ・タイトル:

命の水をありがとう 水の輪・人の和をつなぐふるさとづくり

川や水辺の名称:

西条市内に湧き出る自噴水「うちぬき」を育む石鎚山系から瀬戸内燧灘に至る水の循環水系

主な活動内容:

①まちなかの活動:街に潤いを加える『つくばいの設置』、市民とまちの水辺を散策し歴史・自然・俳句を学習する『うちぬきウォークラリー』、水がテーマの石彫公開製作で市民にアートの輪が広がる『西条アートフェスティバル』、毎月8日に行われる 市内アクアトピア水系 蛍の里周辺の『水辺の清掃活動』
②里山の活動:地元高校生と共に、先人の知恵、環境保全と食文化保全を学ぶ『千町の棚田再生プロジェクト』
③山村の活動:水源涵養・防災を市民と学ぶ『竹取物語』、過疎化地域の空き家を利用し限界集落のコミュニティの場として山のマルシェや勉強会を行う『石鎚山の駅』を加茂川上流部に開駅
④山と街を結ぶ活動:水の恵みに感謝し海から湧き出る弘法水を石鎚山に歩いて運び献水する『水の(輪・和)プロジェクト』

活動の様子:

活動状況写真

アピールしたいこと:

平成12年より「水のまちに潤いを」という思いでスタートした①のまちなかの活動は、小さな小さな一滴の水として始まりました。行政との協力関係も進み、その継続と共にさまざまな方と出会い「言い出しっぺがリーダー」となり、私たちの街の課題と向き合い活動を広げ共に重ねて来ました。そして自然発生的に『命の水をありがとう 水の輪・人の和をつなぐふるさとづくり』という目標が決まりました。それは私たちのまち西条の地で生き抜いて行く心の支柱です。当たり前と思いがちの飲み水や食料・美しい自然や生き物・歴史・文化・人間関係に感謝し、バラバラになりがちな生き甲斐や多様性をみんなで受け止め、美しい輪となる工夫をし、和やかに暮らしていけることが故郷の大切な自然水を守ることに繋がることに参加メンバーは気づきました。そして確実にその輪(和)が広がっている事が何よりの成果であります。それらは未来の子供たちに引き継いでいける大切な財産であると信じ今後も活動を続けて参ります。

キーワード:

  1. 命の水「うちぬき」に感謝する
  2. 水の循環を守る
  3. 人の和らぎの場を創る

エントリーNo.:

No. 703

主な活動場所:

高知県 高岡郡 四万十町

団体名(個人名):

四万十町役場  企画課 四万十川振興室

https://www.town.shimanto.lg.jp/

発表テーマ・タイトル:

四万十川PR事業

川や水辺の名称:

四万十川

(しまんとがわ)

[渡川水系]

主な活動内容:

人も笑顔も多い「いい川」を目指して、四万十川のPRを積極的に行っています。
・ユーチューブやアプリゲームを利用したPRは、町外にいる出身者からの反響も多くあり、遠くにいても四万十川を懐かしんでいただきました。
・子供が川と触れ合う機会を少しでも作るため、川で調査等をする際には地元の子供にも参加してもらって環境学習として活用しています。また、川遊びの体験の一つとして、竹水鉄砲を使った国際大会を開催します。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①四国初!「公式アプリゲーム」は僅かな差で逃しましたが、行政主導の「公式アプリゲーム」はまだまだ数が少なく、注目を集められると考えています。  多くの人に興味を持ってもらうため、四万十川でのキャンプ動画の作成や、竹水鉄砲を使ってお祭りへ出店するなど、多様な手段を用いて四万十川をPRしています。

キーワード:

  1. ゲーム
  2. YouTube
  3. 川ガキ

九 州

エントリーNo.:

No. 801

主な活動場所:

大分県 大分市 大在上志村 付近

団体名(個人名):

大野川桜堤愛護会

発表テーマ・タイトル:

もっと川で遊びたい!そんな気持ちに応えたい。大野川桜堤愛護から河川美化<地域活性化>

川や水辺の名称:

大野川

(おおのがわ)

[大野川水系]

主な活動内容:

大野川河口右岸大在地区は市街化の発展で人口も増加し発展を続ける一方で住民相互の交流や繋がりの希薄化が目立ってきていた。このような中、昭和61年に九州で一番目の桜堤モデル事業が採択されたがハードのみで地域と河川の関係も薄かった。そこで地域の自然財産である大野川の特性を活かし河川敷にコスモスの花を植えて河川美化につなげ活動をスタート。①河川清掃②河川美化(桜堤・コスモス植栽・彼岸花植栽)③コスモス祭り④源流・河口の碑④河川学習(出前講座等)[成果]大分市地域街づくりに寄与[課題]高齢化・継承

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①河川清掃、桜・コスモス・彼岸花の河川美化活動から大分市の地域イベント(コスモス祭り)となり、地域活性化事業に貢献②地域旧家からの古図を桜堤看板と併設、地理院地図を河口碑と併設し歴史の連続性を分かりやすく説明②流域ネットワーキングの源流の碑活動から河口の碑活動を創生し上下流の繋がりを活動表現③水際のカラー舗装散策路と根固めブロックのアンバランスについて河川管理者と川づくり協議を行い改善した。⑤上記、「桜堤愛護会活動」は河口右岸地区の住民参加型河川再考の先駆的活動であり、平成26年から桜週間の「大野川スマイルラン」に結び付き「桜堤モデル地区」がコースに取り組まれ、河口左右岸が一体となり健康増進・水辺のふれあいに互いに協働・展開しつつある。⑤幼稚園・小中楽校種まき行事

キーワード:

  1. 河口の花公園
  2. 河口の碑活動
  3. 河川敷を媒体とした大分市地域活性化イベント(16年)

エントリーNo.:

No. 802-L

主な活動場所:

熊本県 八代市  球磨川河口付近

団体名(個人名):

次世代のためにがんばろ会 エコユース八代

http://ganbarokai.net/

発表テーマ・タイトル:

青少年チーム「エコユース八代」の私たちが視た不法投棄の現実
命の水を育む球磨川の水環境を守る!

川や水辺の名称:

球磨川

(くまがわ)

[球磨川水系]

主な活動内容:

体験型学習会の1つ「八代海河川・浜辺の大そうじ大会」に運営として参加。その後半には「不法投棄視察会」にも参加し、現実を知ることで、地域の方々への啓発をしている。
成果:八代海河川・浜辺の大そうじ大会には市内の高校生が600人参加
課題:毎年開催している企画に対し、ごみは減らないし不法投棄も増加している

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

③ごみを拾うだけではなく、実際にどのようなごみが捨てられているかの現実を視察会を行い、干潟に生息する生物の環境 を守るために市民へ啓発する。
④今の不法投棄の現状を SNSに記載して発信する。また、エコユース八代が撮影した不法投棄の写真をパネルにし公共機関で展示会を予定。

キーワード:

  1. すべての生きものに大切な球磨川
  2. 大そうじ大会
  3. 不法投棄ごみ

沖 縄

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