WS_26th WS_26th

発表エントリー団体の紹介

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[ 2024年  9月 12日 現在 ]

ブロックごとに、応募順にご案内しています。

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[アピールポイント]について:
以下の①~⑤の各項目で特に該当する内容があれば、番号を示して具体的な内容を記入。
①活動や事業の発想・視点の先進性やユニークさ ②地域の歴史や暮らしとの結びつき 
③“いい川”づくりへのプロセス ④工夫した計画手法や技術 ⑤その他

北海道

エントリーNo.:

No. 101

主な活動場所:

北海道 帯広市

団体名(個人名):

十勝川中流部市民協働会議

http://churyubu.eco.coocan.jp/

発表テーマ・タイトル:

高校生との川、人、地域づくり

川や水辺の名称:

十勝川相生中島上流湿地(とかちがわあいおいなかじまじょうりゅうしっち)

[十勝川水系]

主な活動内容:

・H24河川の流下能力確保とヤナギ再樹林化防止のため、国により河川工事が実施され人工湿地が形成
・当会の呼びかけでH25帯広農業高校の教員・生徒がモニタリングへ参加。以降、湿地の環境づくり(玉石・伐採木投入等)、環境教育(魚類調査)を連携実施した
・H28台風による土砂堆積により水域は半減(3.1ha→1.6ha)したが、H29より当会が堆積土砂の掘削等を開始し、R2までに水域2.0haに回復。魚類調査はH28を除き継続
・R2より当会による水域維持の取組みの一つとして、アイヌ団体が活用するガマ生育面積拡大のための水際掘削を実施。生徒はアイヌ団体指導のもとガマ採取体験
・毎年、川づくり報告会(市民・高校生、有識者、河川管理者等参加)にて成果共有
・生物調査で生徒が撮影した写真の一部は湿地の生物紹介リーフレットに収録

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

③“いい川”づくりへのプロセス
・農業と河川のかかわりは密接。十勝地方は農業王国であり、将来的に一次産業を担う可能性のある農業高校生に対して、川づくりの機会を提供していくことは重要
・魚類調査の参加生徒は1~3年生の希望者。各回概ね10~20名(川づくり)
・生徒進路先(R3~5の例)は、土木系(国、道、市町村、民間)が全体の6割。環境工学系の大学が進学者の2割(人づくり)
・活動を経験した卒業生が帯広河川事務所職員として参加。在校生への事前説明や魚類調査にも。活動継続がもたらした地域協働(地域づくり)

キーワード:

  1. 人工湿地
  2. 高校連携
  3. 地域協働

エントリーNo.:

No. 102

主な活動場所:

北海道 中川郡池田町

団体名(個人名):

日本野鳥の会 十勝支部

発表テーマ・タイトル:

真冬の十勝川でゴムボートに乗ってオジロワシとオオワシを見る!十勝川ワシ観察クルーズ

川や水辺の名称:

十勝川(とかちがわ)

[十勝川水系]

主な活動内容:

・内容:11月中旬~1月上旬(毎週土日3名以上で催行)までゴムボート(10人乗りゲスト6名)によるワシ類やカモ類観察(参加費1名7150円)。日本野鳥の会会員がガイドとして乗船。
・成果:2009年から毎年開催し、毎年50人前後の参加申し込みがある。
・課題:知名度が低く、毎週(毎回)催行できているわけではない。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①北海道十勝地方の厳冬期(11月中旬~1月上旬)にゴムボートを出して川下りをしながらワシ(オジロワシ・オオワシ)を観察するアウトドアイベント。

オジロワシ・オオワシというと、日本では知床や根室に行かないと見られないと思っている方が多いと思われますが、十勝川には産卵のために遡上したサケを求めて飛来します。そのワシを地上からではなく水上(ゴムボート上)から、しかも厳冬期に観察するという試みを始めて今年で16年目になります。十勝地方の厳冬期の気候は快晴無風(気温は零下ですが)の日が多く、寒さはあまり感じずにワシ類やカモ類を観察できます。約5Kmを野鳥専門ガイドとともに約1時間程度下ります。ワシ類との遭遇確率は100%、北海道内で急増しているタンチョウと遭遇することもあります。

キーワード:

  1. 川下り
  2. 猛禽類
  3. 地域活性化

東 北

エントリーNo.:

No. 201

主な活動場所:

宮城県 仙台市 青葉区付近

団体名(個人名):

四ツ谷用水案内人

発表テーマ・タイトル:

大昔川・昔川・今地下川

川や水辺の名称:

四ツ谷用水(よつやようすい)

[名取川水系 広瀬川]

主な活動内容:

【活動の内容】行政や民間からの依頼により講座や現地まち歩き案内を実施。市・NPO事業によるデジタルマップの作成。NPO主催助成事業によるガイド養成講座の実施。
【成果】個人活動後初となる地元紙に掲載
【課題】用水を直接使った・知っている世代は僅かとなり、逆に多くの市民は役割もほとんど理解していない状態である。誰でも分かり易く伝える案内人を増やす、教育での義務化、現在も使用されていることが現地で分かるような解説版や誘導サイン、一部暗渠の透過素材を使用するなど可視化の取り組みが求められる。

活動の様子:

活動状況写真

アピールしたいこと:

①書籍、文献、資料の多くを調査・収集、分析して要約、古写真をAIによりカラー化、それらを用いて現地まち歩きや講座の際に活用している。
LEDライトを使いマンホール内部の流れている水や作業坑跡を照らし、参加者に直接見てもらう工夫をしている。
②かつて生活に密着していた時代を懐かしむ為に例えばホタルや川魚を始めとした生き物と触れる機会、染め物や水車といった文化・産業を知る機会を作りたいと考えている。
③近世期においては取水元の河川や放流先の河川、沢、小川が一体化した一大水ネットワークであった。現在までにそれらの多くは失われたが、関係河川の団体と関りを持ち企画やイベントを開催していく必要があると感じている。

キーワード:

  1. 湿地
  2. 暗渠

エントリーNo.:

No. 202

主な活動場所:

宮城県 仙台市 青葉区付近

団体名(個人名):

GARDEN of RIVER, SENDAI project

Instagram: gardenofriver/

発表テーマ・タイトル:

GARDEN of RIVER, SENDAI project みんなで水辺の手入れ、そして乾杯

川や水辺の名称:

広瀬川 大橋(ひろせがわ おおはし)

[名取川水系]

主な活動内容:

【内容】2023年 ”川のある庭園都市をめざして GARDEN of RIVER, SENDAI project 庭の手入れをするように、水辺空間の手入れを楽しくつづけるには?”の第一弾。 7月7日に除草と「水辺で乾杯」を合わせて実施しました。景観的には大橋からの視線を意識し、除草後手すりにLEDライトを設置し2時間弱ほど水辺の夜景を創出。
【成果】川のご縁から相談できる仲間もでき、活動団体や行政の方々との出会いとご協力があり実施できました。集まった方々の交流・再会の場にもなりました。当日意見交換の時間がなかったのでイベント後にアンケートを実施しました。
【課題】川原の石や草を使ったアートな遊びを通しての交流を計画しましたが、草刈り作業がメインとなり交流の時間が少なかったこと。動物の協力による草利用が次回へ引き継がれたこと、作業中蜂の被害、木の剪定(要許可)、草の処理等。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①「想い」だけのアイディアが、出会いによるご縁と、ちょっとの勇気「えいやっ」で実現できるということ。除草する場所の選定を考えていた時、大橋からの視線という観点は、仙台城の政宗公騎馬像、青葉山の緑、緑彩館、石垣、広瀬川という仙台のイメージすべてをつなげてくれました。
③場所と時間が決まると人が参加でき、人が集まることによって、情報が集まり、出会いが別の活動へつながる。共感できるテーマと水辺でのアクティビティと楽しい構成要素(たき火、LEDライト、出会い、動物等)によって、持続可能な水辺の手入れを行っていきたいです。

キーワード:

  1. 草~除草と利用~
  2. つながり~個とみんなで~
  3. 水辺とたき火

エントリーNo.:

No. 203

主な活動場所:

宮城県 仙台市 宮城野区 岡田字砂原付近

団体名(個人名):

貞山運河倶楽部

発表テーマ・タイトル:

貞山運河でアート+αを楽しむ

川や水辺の名称:

貞山運河 新堀(ていざん うんが しんぼり)

[七北田川水系 南貞山運河]

主な活動内容:

・内容=貞山運河倶楽部は、新浜町内会、仙台市メディアテーク(アートによる仙台市沿岸部の地域活動)、貞山運河ネット、東北学院大学平吹ゼミ(自然環境)などと協力・連携しながら、「自然観察フットパス」、「貞山運河小屋めぐり」、「貞山運河フォーラム(講演会)」などの事業を実施している。
・成果=アーティスト(川俣正氏、若手作家・建築家など)や、運河の南側の地域活動との連携も実現してきている
・課題=震災以前の居住者の回復、運河の水質の向上、崩落した橋の再設置

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①アート(芸術・工芸)+α(食・農・地域資源)による、震災からの復興、地域の活性化を目指す
②江戸・明治から受け継いできた運河の新しい活用法を探る
③人が集い、楽しむ水辺のため、様々な種類の船の紹介・浮橋(船橋)・フットパス・釣り・アート作品の展示などを行う。また、水質改善の取り組みを進めていく
④アートを地域活性化の主な手法とする。アートは人間が心を解放するための「ラスト・リゾート=最後の手段」である。様々な芸術家、クラフトマン、建築家、デザイナーなどとの連携を図っていく。地域内にあった運河にかかる橋の再構築が最大の目標であり、費用・許認可などの点で止まっているが、アートの視点からの実現を目指している。

キーワード:

  1. 海と運河
  2. アート(芸術・工芸・建築・デザイン)
  3. 地域資源の発掘・活用

エントリーNo.:

No. 204

主な活動場所:

山形県

団体名(個人名):

特定非営利活動法人パートナーシップオフィス&全国川ごみネットワーク

https://npo-po.net/

発表テーマ・タイトル:

「水環境マップ2.0」の展開を通じた流域環境見守り体制の構築

川や水辺の名称:

最上川ほか(もがみがわ)

主な活動内容:

<内容>G7広島サミットでは、2040年までに河川などを通じて陸域のプラスチックごみの海域への流出をゼロにするなど、野心的に宣言した。掲げた目標を実現するための一助として「水環境マップ2.0」の展開を全国の河川流域において図っていく。
<成果>全国水環境マップ実行委員会、全国川ごみネットワーク、全国水環境交流会及び国土交通省河川環境課の関係者の意見交換を経て、同マップのイメージ案を提示できるところまで進めることができた。
<課題>2024年度の河川基金助成事業で実施しているが、次年度以降の全国的な展開には河川管理者側の政策的な位置付けも不可欠と言える。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①「身近な水環境の全国一斉調査」と「水辺のごみ見っけ」などの市民参加型調査のネットワークの取り組みを結び付けて合って、世界的な環境問題となっているプラスチック問題の改善に寄与する。イメージ案を全国水質調査の結果概要書の紙面を借用し、水辺環境の保全に関心を持つ市民らに周知する。また、国土交通省河川(国道)事務所が作成する「河川ゴミマップ」の更新に際して参考としてもらう。
⑤河川管理者による従前の粗大ごみ等に焦点をあてた「河川ゴミマップ」の視点から脱却し、プラスチック(マイクロプラスチック)汚染、水質、生態系や防災の視点も加えた水環境を総合的に俯瞰できるマップとして、流域の多彩な関係者で具現化していくことが重要であることを含めて提唱していきたい。

キーワード:

  1. 市民調査
  2. プラスチックごみ
  3. 水質

関 東

エントリーNo.:

No. 301

主な活動場所:

埼玉県 本庄市

団体名(個人名):

早稲田大学本庄高等学院 河川研究班

https://www.waseda.jp/school/honjo/

発表テーマ・タイトル:

河川環境保護は、広く深い川のように・・・

川や水辺の名称:

小山川・元小山川(こやまがわ・もとこやまがわ)

[利根川水系]

主な活動内容:

 2009年に本庄市内の河川環境保護を目的として有志による河川研究班を組織した。2012年に市立藤田小学校との連携による、合同河川調査と環境教育活動を開始した。その後、外来種である、カワリヌマエビ・タイワンシジミ・カダヤシ等の調査活動、藤田小をはじめとする市内小学校での出前環境教育活動、市民に河川環境保護を啓蒙するための市民シンポジウムの開催、小学校向け河川生物図鑑「ほんじょうの川のいきもの図鑑」制作などの活動を継続してきた。
 今後は、Web等を用いた図鑑や授業教材の公開、市民シンポジウム活動の拡大とPR等、活動成果を広く公開し、河川環境保護意識を高め、拡大する努力が求められていると考える。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

1)本校だけの活動ではなく、小学生や市民を巻き込んだ広い活動にしようとしていること。また、調査活動・教育活動・図鑑制作など様々な角度からの河川環境保護の活動を長く継続していること。
3)教育や啓蒙活動だけでなく、自ら河川環境を深く理解し問題意識を実感するために、並行して特に外来種に関する研究活動を継続してきたこと。また、自己満足の研究にならないように、積極的に外部評価を得る努力をしてきたこと。
4)図鑑では、小学生にもできるだけ「参加している」意識を持たせるため、写真以外にも児童が描いた絵も挿入した。

キーワード:

  1. 河川環境保護
  2. 啓蒙活動
  3. 問題探求

エントリーNo.:

No. 302

主な活動場所:

埼玉県 朝霞市 溝沼付近

団体名(個人名):

黒目川筋肉部

発表テーマ・タイトル:

学生集団 自称筋肉達による環境活動

川や水辺の名称:

黒目川(くろめがわ)

[荒川水系]

主な活動内容:

月一の定例魚類調査の実施。春の花祭りと夏の川祭りの手伝い

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

1,外来種にも命があるという考えを尊重し、アメリカザリガニの供養などを行なっている
3,黒目川を守るため、月一での魚類調査を行っている。また並行して魚類調査で採れた魚を移動水族館として通行人への展示を行っている。さらに、地域の小学校と協力し、川に関する特別授業や、黒目川での魚採りを体験していただいている。
5,子供達が上下関係を気にせず楽しめる場を提供し、第三の居場所となるようにしている。その結果、一度来た子供達が何回も参加し、その子供が友達を連れてくるという状態を作り後継者問題の解決も行なっている。

キーワード:

  1. 若者の活躍
  2. 外来種の考え方
  3. 地域との関わり

北陸・中部

エントリーNo.:

No. 401

主な活動場所:

石川県 小松市付近

団体名(個人名):

身近なSDGsの会「ごーる17こまつ」

発表テーマ・タイトル:

身近なSDGsの会「ごーる17こまつ」

川や水辺の名称:

梯川(かけはしがわ)

[梯川水系]

主な活動内容:

海洋プラスチックごみ削減の啓発活動(主に子ども対象)
①子供向け啓発動画紙芝居「さよならペットボトル…」の作成上映(2021年度~)
②地球を守る絵画コンテストと入賞作品のマイボトルへの印刷、贈呈(2022年度)
③プラごみアートづくりと作品展開催(2023年度)
④通学路のごみ探検(2024年10月予定)
子どもたちを通じて市民の関心も高まっている。
しかし、改善が見られないので、本年度はアクションをバージョンアップさせ、行政を動かしたいと考える

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

1 SDGsを自分ごととして考えて何ができるかを出発点とした。1年間の勉強会を通じてプラごみ削減を啓蒙する活動に絞った。SDGsって何?から始めた活動が続いている
3 ごみ拾いイベントに参加。子どもたちによる地球を守る絵画、プラごみアートの展示を通じて市民に問いかけている
4 子どもたちが理解しやすい動画紙芝居という手法。夏休みの学童クラブを巡回する手法(午前、午後とも預かるため人数が多い)
5 先進地の京都市亀岡市との交流、きれいな伊勢志摩づくり連絡協議会との相互訪問交流を通じた情報交換と収集

キーワード:

  1. さよならペットボトル
  2. 地球を守るマイボトル
  3. プラごみアート

エントリーNo.:

No. 402

主な活動場所:

長野県 駒ヶ根市他天竜川沿川市町村(辰野町~天龍村)

団体名(個人名):

特定非営利活動法人 天竜川ゆめ会議

https://tenryugawa.grupo.jp/

発表テーマ・タイトル:

天竜川(長野県)での河川工事の河床復元・外来種駆除の工夫

川や水辺の名称:

梯川天竜川(長野県)(てんりゅうがわ)

[天竜川水系]

主な活動内容:

1.天竜川の原風景(礫川原)が写真集 天竜川のあの頃によりイメージされるようになった。
2.平成18年7月の天竜川激特事業の多自然川づくりの取り組み(20km河道掘削・根継護岸・根固工 渕瀬の配慮 希少植物保全 外来種駆除) 
3.激特事業のモニタリング結果を見て、アユ等魚類の生活環境に配慮した河床復元マニュアル(案)を作成 ホームページに公開されています。
4.施工について 河床復元・外来種駆除を追加特記仕様書に記載。図面には河道は斜めの埋め戻しを点線で記載。工事発注での環境の扱いが標準化された。
5.河川工事の設計前の現場での意見交換(市民団体・学識者)。この活動から、学識者の工事前の動植物の保全保護が受注者と協同して行われるようになった。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①天竜川の実例でアユ等魚類の生活環境に配慮した河床復元マニュアル(案)を作成、河川工事の追特記に活用を記載、各現場で活用して埋め戻しを工夫して行う。設計・新たな工費は不要)(従来は断面を設計して、その通り施工してもらっていた。)
④特定外来植物の対応も記載 表土除去30㎝ 現場内仮置き 埋め戻し時に最低土被り厚 20㎝持ち出さず、除去表土は基本は現場内で有効活用。
④ハリエンジュ駆除 伐採・除根 表土除去50㎝ 現場内仮置き 埋め戻し時に最低土被り厚 50㎝ 持ち出さず、除去表土は基本現場内で有効活用。
④河道の掘削断面は、整備計画の付図の標準断面図が基本になりますが、変更の整備計画付図では天竜川上流の掘削断面は、斜めの掘削形状になっている。

キーワード:

  1. 礫川原再生
  2. 協同 
  3. 外来種駆除

エントリーNo.:

No. 403

主な活動場所:

長野県 下諏訪町付近

団体名(個人名):

下諏訪町諏訪湖浄化推進連絡協議会

http://www.kojouren.jp/

発表テーマ・タイトル:

次の世代にバトンを渡すために ~町内小学校での環境学習~

川や水辺の名称:

諏訪湖(すわこ)

[天竜川水系]

主な活動内容:

設立以来44年間、「よみがえれ諏訪湖」を合言葉に毎月1回の湖岸清掃と諸々の啓発活動を続けてきました。
地味な活動ではありますが、長い年月を通して行った活動はそれ自体が啓発となり、地域に深く根付いています。この清掃を行っているのは会員だけではありません。親から子へと受け継がれた思いは、40年以上経った今も色あせることなく、約18,000人の町民がみんなで取り組む、町ぐるみの活動になっています。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

③ 私たちの活動は毎月の湖岸清掃を中心とした地味な活動ですが、こんな地味な活動でも既に44年目の活動に入っています。
これまでに新陳代謝を繰り返し、スタッフの若返りを図りながら継続してきましたが、これからもずっと地域の宝である諏訪湖を守っていくためには、若い世代の参画は欠かせません。
そんな思いを実現するため、そして50周年のカウントダウンが始まった当協議会の活動を先の未来まで続けていくため、私たちは約10年前から町内の小学生を対象とした環境学習に取り組んでいます。座学と実践を組み合わせた学習方法で子供たちの関心を高め、私たちの後継者候補を1人でも多く増やしたいと思っています。

キーワード:

  1. 次の世代へのバトン
  2. 長期的な展望
  3. 担い手の育成

エントリーNo.:

No. 404

主な活動場所:

長野・愛知・岐阜県 矢作川流域8市2町2村

団体名(個人名):

矢作川流域圏懇談会

https://www.cbr.mlit.go.jp/toyohashi/kaigi/yahagigawa/ryuiki-kondan/

発表テーマ・タイトル:

矢作川流域圏懇談会 “流域は一つ、運命共同体”

川や水辺の名称:

一級河川 矢作川(やはぎがわ)

[矢作川水系]

主な活動内容:

矢作川では、河川管理者が河川整備計画の枠組みだけでは解決できない課題に対して、市民・学識者・行政と様々な組織や機関が連携・協働し、流域圏全体の発展をつなげることを目指し、平成22年度8月に矢作川流域圏懇談会を設立しました。
「市民部会」・「地域部会(山・川・海)」で構成され、山部会では2013年度から中山間地振興に携わる団体等の取材記録をまとめ、流域内の多様な主体によるネットワークづくりを支援する事例集を発行しています。
2023年度には海に流域の問題が集約されるとの思いから、初めて伊勢湾・三河湾の豊かさをテーマとした事例集(これまでに9冊を発刊)を発刊しました。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①矢作川水系河川整備計画では他河川に見られない下記のような特徴的なキーワードが複数あります。「矢作川流域圏に関係する各組織のネットワーク化」、「連携を強化」、「川づくり、森づくり等の活動に関する情報発信」、「住民参加を促進」、「行政、住民、学識者等が情報共有、意見交換」、「課題を解決するための場」これらを実現するために各部会で年に2~3回程度WG・FWを開催し、意見交換や現地視察を行っています。
また、海で問題となっている水質悪化や水産資源の劣化等は多くの努力がされてきましたが改善されていません。問題を解決するには各管理者(河川、海岸、漁場等)の連携が必要不可欠になってきています。矢作川流域圏懇談会では解決の糸口として海をテーマにした事例集を作成し、多くの方に情報発信をしています。2024年7月6日には事例集交流会を開催し、取材した山から海までの多様な取材対象者が報告しました。事例集交流会を通して海で発生している問題を流域全体で共有できました。

キーワード:

  1. 流域圏一体化の取り組み
  2. 流域圏住民・関係者の連携強化
  3. 流域全体の持続的発展

エントリーNo.:

No. 405

主な活動場所:

石川県全域

団体名(個人名):

株式会社環境公害研究センター

http://kkkc.jp

発表テーマ・タイトル:

環境DNA解析を活用し河川に棲息する魚を高校生と共働で「魚(うお)っちんぐぅ」

川や水辺の名称:

石川県下の55水系、358地点

主な活動内容:

●2024年度活動計画:七尾高校、輪島高校、能登高校との共働により奥能登管内の輪島市、珠洲市、能都町、穴水町の106点で魚類調査を実施予定。
●活動実績:7/28に七尾高校、輪島高校、能登高校、錦丘高校の教員・生徒約35人に対し魚類の捕獲調査、環境DNA解析の勉強会を実施。
●活動内容:アクセス性・安全性等を確認し、各高校との役割分担を決め10月に採水・解析を実施する、その結果について県内の専門家4名によるレビュー会を開催する。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:


●5カ年目標:高校生と産官学が共働で、県内の魚類を効率的に調査できる体制を構築し、県内358点の現地調査を4年間(初回は2024~2027)で実施し、5年目(同2028)に結果整理・データベース化を行い、5年間で一巡し、これを継続する。
●長期目標:上記サンプルを用い水生昆虫、両生類等の解析を行うとともに、他機関の環境調査結果と統合し、石川県全体の生物データベースを構築し、これにより石川県の環境変化を河川の生物でモニタリングすることを長期目標としている。

キーワード:

  1. 環境DNA解析
  2. 魚類・河川環境のモニタリング
  3. 高校と産官学の共働

エントリーNo.:

No. 406

主な活動場所:

石川県 手取川流域

団体名(個人名):

手取川流域開発期成同盟会・金沢河川国道事務所

https://www.hrr.mlit.go.jp/kanazawa/index.html

発表テーマ・タイトル:

流域市町で連携した防災学習イベントの開催~手取川アウトドア教室~

川や水辺の名称:

手取川(てどりがわ)

[手取川水系]

主な活動内容:

 手取川流域開発期成同盟会・国土交通省金沢河川国道事務所の主催により、令和6年8月7日に「手取川アウトドア教室2024」を開催しました。
 このイベントは、流域の子供達が手取川水系一環で実施している、砂防・ダム・河川・海岸事業などの必要性を学び、認識を深めていただくことを目的として、1987 年より開催し、今年は白山市・小松市・能美市・野々市市・川北町からの児童、保護者、関係者を含め、約80名に参加いただきました。
今年は昭和9年(1934年)7月の手取川大洪水から90年の節目の年であり、大洪水の記憶を風化させることなく防災意識を高めるため、国及び流域市町と連携し、流域内の各市町の児童との交流を図りました。
 その他、手取川流域開発期成同盟会では、手取川大洪水90年慰霊式等を開催しています。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

 国及び手取川流域市町で連携し、イベントの企画、募集、案内を行い、より流域に密着した内容を楽しみながら学習できるイベントを開催しました。
 白山手取川ジオパークが2023年5月にユネスコ世界ジオパークに認定されています。本イベントにてジオガイドによる説明を行うことで、大地と自然と人々の生活の物語に防災を繋いだ学習を行いました。
 イベントの参加者からは「また参加したい」「もっと手取川を知りたくなった」「90年前の大洪水を初めて知った」など、手取川への興味、理解をより深めていただけたと感じています。

キーワード:

  1. 官官連携
  2. 防災
  3. 昭和9年手取川大洪水

エントリーNo.:

No. 407

主な活動場所:

新潟県 佐渡市

団体名(個人名):

佐渡島加茂湖水系再生研究所

http://www.kamoko.info/kamoken/

発表テーマ・タイトル:

ヨシをシンボルに水辺とコミュニティの未来を創る!

川や水辺の名称:

加茂湖(かもこ)

主な活動内容:

【活動の目標】
・加茂湖水系の自然再生と地域活性化に向けた提言と実践
・新しい自然再生の理念とプロセスの創出
【活動内容】
・漂着ゴミを撤去し、失われたヨシ原の再生を行う「市民工事」の実施
・ヨシ刈り、ゴミ拾いイベントを通したキレイな水辺づくりを考えるきっかけの提供
・刈り取ったヨシを利用した『ヨシ舟づくり』イベントの実施
・周辺小中学校での環境活動の実施
・水辺を利用した『遊び場』づくり計画の実施

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①活動や事業の発想・視点の先進性やユニークさ
・加茂湖の水質改善について牡蠣養殖業者と共同で研究会を立ち上げヨシ原の再生を市民工事として実施
・環境保全への関心を高めるための『ヨシ舟づくり』イベント等の実施
・ヨシの浮島をつくり水質改善の実験を開始
②地域の歴史や暮らしとの結びつき 
・矢板護岸整備により減少したヨシ原が生態系の変化に影響していると考え保全に向けた活動を実施
③“いい川”づくりへのプロセス
・加茂湖は法定外公共物となるため漁業者や周辺住民が主体となって活動している
④工夫した計画手法や技術
・小さな牡蠣筏を作り、ヨシの浮島を造成

キーワード:

  1. ヨシの活用
  2. 牡蠣
  3. 法定外公共物

エントリーNo.:

No. 408

主な活動場所:

石川県 小松市 三谷町付近

団体名(個人名):

北陸大谷学園 小松大谷高等学校

https://www.komatsu-otani.jp

発表テーマ・タイトル:

木場潟の魅力を、知る、伝える、再現する!

川や水辺の名称:

木場潟(きばがた)

主な活動内容:

・活動内容…木場潟の生物調査、木場潟の水質調査、木場潟の植生に関する課題研究、木場潟生態系をアクアポニックス水槽で再現、理科の授業でのCOD比較実験
・成果…生物調査では、木場潟に生息する水生生物の捕獲、観察を行い、大量に捕獲されたウシガエル等の外来生物の駆除について学ぶことができた。また、地元ボランティアの方々に長年の保全活動についての話を聞いたり、木場潟で使用されていた伝統的な漁具や伝承を学ぶなど木場潟を中心に育まれた水辺文化についても学ぶことができた。
・課題…調査・実験から得られた学びを多くの人に伝えることができていない。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

➀ 木場潟生態系を再現した大型水槽を校内に設置し、水槽周辺に研究活動をまとめたポスターを掲示することで、木場潟の魅力や環境保全の大切さを小松大谷の生徒900人に対して発信する。ポスター作成は生物部の生徒が担当し、木場潟での生物調査や地元ボランティアの方々へのインタビューを通して学んだことをまとめて発表する。また、大型水槽の上部には水耕栽培(アクアポニックス)を取り入れ、個人の探究活動を行う。
② 地元ボランティアとともに保全活動に取り組むことで高校生が木場潟の環境保全の担い手となり、長期的に活動が続けられるしくみをつくる。

キーワード:

  1. 地域と連携
  2. 生物調査
  3. 生態系の再現

エントリーNo.:

No. 409

主な活動場所:

石川県 白山市

団体名(個人名):

サテライトサークル しらみね大学村

https://www.instagram.com/shiramine.daigakumura?igsh=aXFkMDZxM3llcGRi

発表テーマ・タイトル:

しらみね大学村の活動報告~大学生による水源地域振興の試み~

川や水辺の名称:

白峰地域(しらみねちいき)

[手取川水系]

主な活動内容:

【内容】しらみね大学村は、石川県白山市白峰地域に大学生が入れ替わり立ち替わり滞在して「大学生の村」を作ることを理念に掲げている。具体的な活動としては「クエスト」という住民の困りごとを大学生が代わりに実行する制度や「水辺で乾杯」などの河川に関連したイベントの実施などがあり、このほかにも様々なものがある。また、白山手取川ジオパーク推進協議会と連携協定を結び、ジオパークの保護・発展のための活動にも取り組んでいる。
【成果】地域イベントの参加などを通して、しらみね大学村の活動を応援する住民の数は大幅に増加した。特にそれを実感できるのは、2024年7月に実施した「水辺で乾杯」である。このイベントでは、白峰の住民約80名が実際に水辺に足を運び参加した。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①手取川の水源地にあたる白峰地域を、大学生が入れ替わり立ち替わりで滞在るすことによって、白峰に「大学生の村」を作り上げようとしている点。
②報恩講や山菜とりなど、白峰で昔から行われてきた伝統を、白峰の住民たちと一緒に大学生が実施している点。
③茶話会などを通して白峰住民との関係性を築き、白峰中を巻き込んで活動を展開している。また、白山市をはじめとして、国交省、環境省、林野庁、石川県などの官公庁や企業など、さまざまな主体と連携して活動を展開している。
④水源地振興のためには、地域住民との関係構築が重要である。そこで、茶話会の主催や地域イベントへの積極的参加を通して多くの住民との関係構築と活動内容に対する理解を獲得してきた。

キーワード:

  1. 水源地域振興
  2. 大学生
  3. 住民参加

エントリーNo.:

No. 410

主な活動場所:

石川県 珠洲市

団体名(個人名):

珠洲市自然共生室

発表テーマ・タイトル:

水稲を支えてきたため池の生物多様性を地域住民とともに知り今後を考える活動

川や水辺の名称:

珠洲市内のため池群(すずしないの ためいけぐん)

主な活動内容:

興味関心のある市民とともに生物多様性モニタリング調査をする体制づくりの一環として、ため池の生物相調査を実施している。
昨年まで、20名ほどが市民調査員として参加して年2~3回の調査を続けた結果、珠洲市内でため池台帳に記載されているため池すべてを回り、158か所で生き物を採集できた。一方で3割ほどの約60か所のため池は、消滅もしくは経路がわからなくなっていた。
今後、人員確保をしながら、調査結果をまとめて地元住民に説明し、ため池のあり方を考えていくことが必要であり、重要な課題である。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①モニタリング調査と啓発活動を同時並行で行おうとする活動となっている。
②古くから水源として能登の水稲を支えてきたため池は、世界農業遺産の重要な構成要素の一つでもある。
④専門技術や知識を持っていなくても調査に参加できるように方法を決めて実施している。

キーワード:

  1. 市民参加型調査
  2. 生物多様性
  3. 能登の里山里海

エントリーNo.:

No. 411

主な活動場所:

石川県 白山市全域

団体名(個人名):

白山手取川ジオパーク推進協議会

https://hakusan-geo.jp/

発表テーマ・タイトル:

白山手取川を活かしたジオパーク遠足について

川や水辺の名称:

手取川(てどりがわ)

[手取川水系]

主な活動内容:

【内容】「ユネスコ世界ジオパーク」の認定を受け、ジオパーク遠足の需要が高まっている。「ジオパーク遠足」とは、白山市内の小・中学生を対象に、市内各地域のジオパークサイトの見学及び体験等を行うことで、白山手取川ジオパークについての理解を深め、自然や文化等に親しみながら本市の魅力を見つめ直し、郷土愛を深める機会とするものである。退職した元教員からなるボランティア「白山手取川ジオパーク学習支援員」が遠足に随行し、ジオパークの自然・歴史・文化などを、子どもたちにわかりやすく解説している。
【成果】ジオパーク遠足実績は令和2年度が21回に対し、令和6年度の実施予定回数は33回である。遠足のモデルコースは、白峰、手取川中流域、鶴来、松任、美川地域であり、特に鶴来地域のコースでは河原で石の観察を行い、七ヶ用水管理センターでは用水の仕組みや歴史を学ぶことができる。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①市内の小・中学校遠足にジオパーク遠足を組み入れ、ジオパーク学習の推進を行っている。
②白山を源流とする手取川は「暴れ川」と異名を取るほど水害が多かった。そのため、手取川の取水として明治36年に七ヶ用水の大水門がつくられ、給水口とともに現在も利用されている。
③市内の学校や学習支援員と連携し、子どもたちに「水の旅」「石の旅」を通して白山を源流とする手取川の恵みを学習してもらい郷土愛を深めてもらう。

キーワード:

  1. ジオパーク遠足
  2. 学習支援員
  3. 郷土愛

近 畿

エントリーNo.:

No. 501

主な活動場所:

兵庫県 神戸市~明石市

団体名(個人名):

玉一アクアリウム

発表テーマ・タイトル:

明石川と共に生きる ~季節来遊の生き物たち~

川や水辺の名称:

明石川
(あかしがわ)

[明石川水系]

主な活動内容:

明石川水系の源流~河口までの明石川全域のモニタリング調査を行い、外来種の駆除によって在来種が増えてきました。
しかし、最近の夏~秋の明石川下流~加工調査では、季節来遊生物(死滅回遊生物)が増え、中には、明石川で越冬し、死滅せずに、成長し増加する種類も現れ、外来種のように在来種を脅かす存在になりつつあります。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①1年間の週に一度以上のモニタリング調査の結果から捕れた水生生物の種類や増減を毎年改訂版オリジナル図鑑として作成してきましたが、数年前からは神戸市が製本してくださって環境行政に役立てていただき、作成する子供たちの励みにもなっています。
昨年は神戸市と明石市で生物多様性の協定が締結され、現在はオリジナル図鑑が、神戸市だけでなく、明石市の図書館や小学校にも置かれ、更に子供たちの励みになっています。

キーワード:

  1. 明石川調査
  2. 季節来遊生物
  3. オリジナル図鑑

エントリーNo.:

No. 502

主な活動場所:

大阪府 高槻市

団体名(個人名):

芥川・ひとと魚にやさしい川づくりネットワーク(愛称:芥川倶楽部)

http://akutagawaclub.web.fc2.com/

発表テーマ・タイトル:

私が芥川のガサガサ王子です!!
~毎月、新たな発見がそこにあり、生き物好きの仲間が集う~

川や水辺の名称:

芥川
(あくたがわ)

[淀川水系]

主な活動内容:

(活動実績) ・2017年から芥川楽しみ隊としてスタートし、のべ841人が参加 ・毎月第三土曜日の午前中に親子連れと一緒に生き物調査を行っています (成果) ・芥川周辺の生き物の種類や数を知ることができ、魚道の効果も確かめることができた ・毎回の活動で新たな発見が生まれ、生き物好きの親子、大学生、大人が集まる憩いの場になった

活動の様子:

活動状況写真

アピールしたいこと:

1.月に一度のお楽しみ
この活動に参加すれば、生き物が好きになり、仲間ができる。
2.自然の川から学ぼう
普段魚とりをしていると見逃してしまうことも色んな人と魚取りをすれば新たな発見がある。また、新たな発見をしたときに褒めてもらえる。→リピーター続出中
3.目指せ「芥川マスター」
魚が多いポイントや危ないポイントを知ることができる。また、分からないことがあれば、隣接する自然博物館(芥川倶楽部で指定管理運営中)で聞くことができる。
4.川ガキから指導者へ
小さいころから川に親しみ、川ガキを育成する。そこから将来の芥川を担う人を育てる。

キーワード:

  1. 生き物好きの仲間がいる
  2. 毎月新たな発見に出会える
  3. 「芥川マスター」になれる

エントリーNo.:

No. 503

主な活動場所:

滋賀県 大津市 上田上/田上付近

団体名(個人名):

TANAKAMIこども環境クラブ

https://www.tanakami.com/

発表テーマ・タイトル:

仲間をつくろう!川友だち

川や水辺の名称:

大戸川・天神川 琵琶湖とその流域
(だいとがわ てんじんがわ びわこ)

[琵琶湖・淀川流域]

主な活動内容:

大戸川ダム建設事務所と連携して活動を行っている。
ダム工事のために、閉鎖された区域の河川での調査や観察会が行われた。
指導のスタッフや講師との連携で仲間作りを行っている。参加者もスタッフも一緒に川の活動をしようと呼び合っていい川作りに向けて活動している。

活動の様子:

活動状況写真

アピールしたいこと:

①普段の地域のゴミ拾いだけでとどまらず、環境に特化した意識の高い子どもたちの育成をするために、自主的に活動できる、環境設定をして、楽しく参加できるようにしている。
①活動している子どもたちの年代幅が大きいので、それぞれの年代で興味のあることを導入口として、活動することを目的として、地域の歴史も考慮しながら、人々が仲良く、手をつなぎながら活動できるように、誰もが自然から遠ざかっていく人々を誘い合って引き戻し、未来の川を作っていく。

キーワード:

  1. 生き物調査
  2. 仲間作り
  3. 交流

エントリーNo.:

No. 504

主な活動場所:

滋賀県 大津市 近江舞子~比良付近

団体名(個人名):

川のおぢさん 川人(がわと)

https://www.facebook.com/MasatoMaegawa9HD

発表テーマ・タイトル:

びわ湖で世界中の子ども達を洗う

川や水辺の名称:

琵琶湖
(びわこ)

[淀川水系]

主な活動内容:

この活動は、びわ湖でSUP(スタンドアップパドルボード)をしていた時に声をかけてきた子ども達と一緒に遊んだことが始まりです。とても楽しそうに遊ぶ子ども達の姿を見て、びわ湖で遊んだ子ども達は、びわ湖を好きなる。また、びわ湖と繋がる川も好きになる。これは川づくりに関わる川好き人をドンドン増やせると考え、子ども達にライフジャケットを着せ、これまで200人ほど洗いました。今夏は、繋がりのある大学から10人乗りの手漕ぎボート(Eボート)を借りて大洗い、さらにヤングケアラーの中高生達も洗いました。仲間達が多忙で集まれない時もありますが、びわ湖での水辺遊びは、子ども達の成長に大きな力を発揮してくれるため、個人活動のフットワークの軽さを活かし「できることからはじめよう」をモットーに続けていきます。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①やることは「びわ湖で思いきり遊ぶだけ」ですが、遊びの中に学びがイッパイ!
SUPに乗りパドルで操る。最初はオドオド、慣れてきたら上手に乗れている。その成功体験は、チャレンジ精神を育て何でもできるという自信を持たせてくれます。
②橋板のことを知ることで、びわ湖と人の暮らしとの繋がりや水の大切さが学べます。また、びわ湖や川に生息する生き物たちから命の大切さが学べます。
③川に纏わる様々なテーマに興味を持った子ども達が川のために動きだします。大人になって次の世代へ繋いでくれたら、ずっと川好きな人があふれる世界になると思います。
⑤地域で民宿を経営されている方が活動に賛同し、色々なサポートをしてくれます。

キーワード:

  1. びわ湖
  2. 思いきり遊ぶ
  3. 川好き人

エントリーNo.:

No. 505

主な活動場所:

滋賀県 長浜市 市街地

団体名(個人名):

米川よろず会議

https://dondonbashi.com/archives/18028

発表テーマ・タイトル:

小鮎が棲むまちを未来につなぐ川まちづくり

川や水辺の名称:

米川
(よねがわ)

[淀川水系]

主な活動内容:

・内容・成果
<治水・水環境改善>
・バーブ工設置による水環境改善実験・流域の雨庭設置(計画中)・川歩きによるアユの産卵床づくりとエコポイント配布
<親水性向上>
・米川の生き物や歴史文化に触れるサマースクールやキャンプ・米川喫茶・小さな自然再生研修会の実施・米川まつり
<協力>
長浜まちなか地域づくり連合会、滋賀県立大学環境科学部、長浜バイオ大学未来生物研究所、合同会社andstep、NPO法人近江淡水生物研究所、長浜まちづくり株式会社、虎姫高校
といった様々な団体が協力して活動しているのが米川よろず会議です。
・課題
・米川は都市河川であり、ゲリラ豪雨に弱い→雨庭設置1号・2号が計画進行中。もっと流域全体に広めていきたい。
・重機に頼らない堆積泥除去がしたい→バーブ工の長期設置をしたい。
・米川プレイパークの実現が目標。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①雨庭やバーブ工、お魚のための川歩きは、地域の課題を解決しながら町の魅力をひき出す、流域全体のことを考えたかわまちづくり
②川に入れば、川戸やいけすなどを見つけることができ、川と生活との関わりに触れずにはいられない!
③様々な主体が、それぞれの得意分野でできることをやる!(大学生→氾濫計算、教育ベンチャー→米川キャンプ、などなど)
月に一回、米川の未来についてじっくり話し合う場を設ける。
④科学的根拠を可視化することで計画が前に進む。

キーワード:

  1. 雨庭の設置
  2. 米川プレイパーク
  3. まちなかで鮎が泳ぐ米川

中 国

四 国

エントリーNo.:

No. 701

主な活動場所:

高知県 高岡郡 四万十町

団体名(個人名):

四万十町役場 企画課 四万十川振興室

https://www.town.shimanto.lg.jp/

発表テーマ・タイトル:

四万十川×魚×みせる『まちなか水族館』

川や水辺の名称:

四万十川
(しまんとがわ)

[渡川水系]

主な活動内容:

【内容】
・四万十町の公式アプリゲーム、公式YouTubeを利用したPR事業
・ハヤ釣り、竹水鉄砲、水切りといった昔ながらの川遊びを体験するイベントの開催
・四万十川に生息する水生生物を展示する『まちなか水族館』の実施 など
【成果】
アプリやSNSによるPRで町外にいる出身者からの反響も多くあり、遠くにいても四万十川を懐かしんでいただくことができました。また、昔ながらの川遊びを軸としたイベントを開催し、町内外の多くの方々に川と触れ合う機会を作ることができました。昨年度から始めた『まちなか水族館』は地域住民の興味・関心を持たせ、まちの一部として認識されつつあります。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①四万十川には約200種類を超える魚が生息しています。しかし、地元に住む人間でも正式名称や違いなどを把握できる人は多くありません。そこで、町内の観光施設や事業所に水槽を設置し、町民の皆さんに自然豊かな四万十川だからこそ生息している魚を少しでも知ってもらおうと、令和4年度より『まちなか水族館』と題して活動を始めました。魚を知ることで、四万十川への興味・関心を持ってもらうこと、また、町外の方々への四万十川のPRすることを目的にしています。“魚を見せて、四万十川の魅力も魅せる”という意志で活動を継続しています。

キーワード:

  1. 四万十川
  2. みせる

エントリーNo.:

No. 702

主な活動場所:

高知県

団体名(個人名):

四万十川財団

https://www.shimanto.or.jp/

発表テーマ・タイトル:

四万十川を愛する人たちによって結成された「四万十リバーマスター」制度

川や水辺の名称:

四万十川
(しまんとがわ)

[渡川水系]

主な活動内容:

四万十川財団のミッションは、全長196㎞、5つの市町を流れる四万十川全体を「守ること」と「盛り上げること」です。わずか4名のスタッフで、ミッションを果たす事は、ほぼ不可能。そこで、四万十川を愛する人達にお願いして結成したのが「四万十リバーマスター(略して『リバマス』)」です。

リバマス3ヶ条 …  1.川を見守る  2.生き物を見守る  3.人を見守る
 
リバマスさんには、この3ヶ条を心がけてもらっていますが、例えば、川の環境が良くなるように重機で河原をほぐす人がいたり、安全に川遊びができるように財団のライフジャケットを無料で貸し出してくれる人、いざという時の救命用浮き輪の設置に協力してくれる人、川遊びが楽しめる場所や道を案内する人、四万十川の伝統漁を指導する人、橋の上からひたすらアユを観察する人、地元のレア情報を提供してくれる人、川の掃除をする人など、それぞれの得意分野を活かした活動をされています。
上流域の梼原町・津野町・中土佐町では17名、中流域の四万十町には33名、下流域の四万十市には46名のリバーマスター(略してリバマス)が活動しています。(合計105名)

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①「活動や事業の発想・視点の先進性やユニークさ」
河川団体と川を愛する人達が協力し合って、個性を活かし、バラエティーに富んだ取組になっていること

キーワード:

  1. 川を守る
  2. 人を守る
  3. 川と人をつなぐ

エントリーNo.:

No. 703

主な活動場所:

高知県県幡多黒潮町上田の口、上川口、浮津 付近

団体名(個人名):

NPO法人 環境の杜こうち

発表テーマ・タイトル:

いい川はいい子供たちを育てる(日本の未来のために川で遊び川で学ぶ)

川や水辺の名称:

黒潮町の川
(くろしおちょうのかわ)

[蠣瀬川、蜷川、湊川(かきせがわ、みながわ、みなとがわ)]

主な活動内容:

毎年6~7月に小学生とともに水質調査と生物調査を実施している。水質調査はパックテストによるCOD測定で、生物調査はたも網などを用いて自由な採集をさせている。それらの結果を説明するとともに、水質と生き物の関係や河川の物理環境・水際植物と魚介類の生息について解説している。
河川に興味を持つ子供が増え、水質調査の参加者の一人(女性)は高専に進学した後、水質分析と水処理を行う会社に就職した。また、男性の一人は河川技術者を希望して、工業高校の土木科に進学し、さらに上を目指して高知工科大学の土木系の学科に入学した。将来は「川や海の近自然化」の職業に進みたいと言っている

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

①10年以上続いている両調査は川のそばにある小学校に呼びかけ、水質調査は「全国一斉の水質調査」を活用し、水生生物調査は自由な採集をさせている。
②現在の子供たちに「川の環境を学んでもらい」、「魚介類の生息場所探し」を体験させ、さらに収穫物を食べて「いい川の恵み」を楽しんでもらっている。これは私たちが子供のころ行っていた「夕食のおかず取り」である。
③「川は楽しい」、「川の恵みはおいしい」などを通じて「川を好きの子供を増やす」とともに、いい子供たちを育てながら河川にかかわる技術者を増やす。

キーワード:

  1. いい川・楽しい川
  2. ふるさとの川
  3. おいしい恵の川

エントリーNo.:

No. 704

主な活動場所:

高知県 四万十川流域

団体名(個人名):

公益財団法人 四万十川財団・四万十川流域文化的景観連絡協議会

https://www.shimanto.or.jp/

発表テーマ・タイトル:

“文化的景観”で四万十川を保全する

川や水辺の名称:

四万十川
(しまんとがわ)

[渡川水系]

主な活動内容:

・流域連携組織(四万十川流域文化的景観連絡協議会)
・「川との暮らし」を読み解く
自然と共存してきた風景を読み解くことで先人の知恵に光を当て、再評価します。
・川の工事を一緒に考える
山や川になるべく影響しない工事のやり方などを、専門家に協力をあおぎながら、事業者も一緒に検討してもらっています。その際に文化的景観の考え方を活かしています。
・流域の景観や文化の発信
流域の暮らしや文化を地元にも再評価してもらえるよう、発信に取り組んでいます。
・課題は分かりにくいこと
「文化的景観」という文化財は分かりにくい。それをどう伝えていくか、どうしたら伝わるかが課題。

活動の様子:

活動状況写真
活動状況写真

アピールしたいこと:

②風景には先人が自然環境と折り合いをつけて暮らした痕が隠れています。四万十川の場合、晴天率が高いのに降水量も多く、普段は穏やかでも暴れだしたら手が付けられない川、その川が曲がりくねりながら削った山と川の間の狭い土地と豊富な雨で育つ照葉樹林があって、その中で暮らすための暗黙のルールや文化が生まれ、今見ることのできる景観が生まれました。逆にいえば、その風景の中には、人と自然が持続的に暮らすヒントが隠れています。技術が進んだ今、川の環境特性を考慮せずとも工事はできますが、四万十川流域では、関係団体や専門家と一緒に川に配慮した工事をする体制を整え、更に河川環境改善に向けた取り組みもはじめました。今後は現状把握のためデータ採取を進めていくほか、川や山の機能を害さない、生き物の生息環境を壊さないなど、環境に配慮した工事内容の検討を行うことで、豊かな四万十川を守っていきたいと考えています。

キーワード:

  1. 文化的景観
  2. 川との暮らし
  3. 四万十川

九 州

エントリーNo.:

No. 801

主な活動場所:

大分県 別府市 亀川温泉付近

団体名(個人名):

NPO法人北九州・魚部

https://kamegawa.gyobu.or.jp/gomatsubo/

https://gyobu.or.jp/

発表テーマ・タイトル:

LALALA♨おんせんごまつぼ♪~「人と温泉と生き物と」絶賛活動中!

川や水辺の名称:

別府八湯 亀川温泉(暗渠)水路

主な活動内容:

【目的】「人と温泉と生き物と」をテーマに掲げ、世界有数の温泉都市から生き物にスポットライトを当てて、人と生き物(自然)の現代的な関わりのあり方や面白さを探っていくチャレンジ。それと同時に「別府と言えば温泉と生き物!」となるように、町の(温泉の)新たな切り口の魅力開発、生き物文化の創造をしていくことを目指す。
【内容】温泉水路の生き物、特に亀川温泉の暗きょ水路で約60年ぶりに再発見した温泉に住む微小巻貝オンセンゴマツボを素材に、各所との連携や協働、多種多様な形での調査研究や普及啓発を展開中。中でも推しは、LALALA♨おんせんごまつぼ♪!!!

活動の様子:

活動状況写真

アピールしたいこと:

①従来、温泉と生き物と人を結びつけて、それを新たな街の魅力にしようなどという取組は無かったのでは?それを「温泉地の大親分」別府からユニークに続々展開!
②シビックプライド向上の役割を生き物グッズに担わせる試み!
③実は地味に地道にマジメに調査研究!生息地での月例調査は2年以上継続中。オンセンゴマツボの謎を科学的に解明するため、他の生息地はもちろん、近似種調査で宮古島や種子島、五島列島にも出かけ、DNA分析中。それを随時フィードバック。
④再発見地で地元と協働し、温泉付き空家を活用してオンセンゴマツボの名を冠した宿を開業!1つは行政に頼らず、独自のオンセンゴマツボ聖地化計画の発動。同時に、「外の風=旅人」を寂れた亀川に吹き込む誘引装置。能登半島地震直前のご縁の関係で、1月に即座に開業延期して2次避難所登録もおこなう。
④「生き物界隈」にとどまらず、広く町のにぎわいや文化活動にも意図的に接続。イタリア修行10年のアコーディオン演奏家の作詞作曲&魚部少年少女創作のダンスによる、亀川オンセンゴマツボのテーマソング「LALALA♨おんせんごまつぼ♪」が誕生!すでに地元幼稚園でお披露目、秋には別府駅前に乗り込んで歌い、踊る!!!

キーワード:

  1. 「謎」の解明
  2. 聖地化&旅人誘引装置
  3. 生き物と音楽とダンスと

沖 縄

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